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June 1, 2008
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テーマ:子供の病気(2166)
カテゴリ:川崎病

 

次男が川崎病になったこと  

さて、次男が退院してからのことを書きます。

退院してからホメオパスに会う日まで、

わたしの心に平安は、全くありませんでした。

というのも、

川崎病は再発する可能性があることと、

なにが原因かが判っていないからです。

だから、どうやって避けたらいいのかが判らないのです。

だからもう。。。

心配で・・・

心配で・・・

次男は元気にはなったものの、一般的な「元気」とは程遠く

一日4時間くらいはお昼寝が必要でした。

家族全員が、肉体的にも精神的にもへとへとでしたが、
いちばん辛かったのは、長男でしょう。

ゴールデンウィークが終わり、幼稚園が始まると
有無をいわせず、毎日4時までですが、延長保育です。

親がみていても、可愛そうでしたが、

再発防止のためにガマンしてもらいました。

2週目に入ると先生から
あまりにも疲れているようなので、延長保育は止めたらどうですか・・・

とお手紙までもらいましたが、
事情を話して、納得してもらいました。

さて・・・次男のほうは・・・というと

微熱がでたり

水ぼうそうが治ったとおもうと、頭から発疹が・・・

そうすると再発が恐いものですから

「大変!たいへん!!!」

とかかりつけの小児科にかけこみます。

あせっているわたしを横目に、

先生は
「ただの発疹で、微熱だったら様子をみておいてください。
世の中には川崎病より怖い病気はたくさんありますから・・・。」

と言われました。

それは、そうでしょう。

川崎病は治療法が確立している病気です。
だから次男は助かリました。

でもね・・・
こどもを持つ母親の身になったら、どんな病気だって心配なんです。


翌日は・・・日曜日

ほっしんが体に広がっています。
どうも頭から、下の方に移動しています。

(これも、ホメオパシーでいえば上から下へと。。。

へリングの法則といって
改善していく表れだったんですけど。。。

そのときはさっぱり判りませんでした。)

万が一のために、夫と相談して市民病院まで行きました。

そこでも高熱が出ているわけではないので、大丈夫と言われました。

そして翌日の月曜日、神戸の市民病院の川崎病の専門医の先生に、
かかりつのけ小児科と、次男の入院していた市民病院の紹介状を持って、

診断してもらうことになりました。

(もう、これで病院をかけずりまわるのは止めにしたい・・・)

さすがの私も、もう身も心もヘロヘロで倒れそう。。。。
1ヶ月あまり、川崎病の次男だけにかかりきりです。

さて、いよいよ川崎病のドクターと対面しました。
もう何百人もの川崎病のこどもたちを診て来た先生です。

どんな先生が現れるのか。。。と思いきや。。。

「あ~~、こんにちは。で・・・川崎病になったの?」

「はい」

めがねをかけた、ひょろっとした只のおじさんって感じの先生。

威圧感もまったくなく、これが病院でなく白衣も着てられなかったら、
電車の中のくたびれたサラリーマン風です。

「で?ガンマグロブリンで治療したんだね」

わたしは治療の経過を説明しました。
先生は指折りかぞえて、ガンマグロブリン投与の日数を数えました。

「あ~~、まぁ、ぎりぎりだったんだね。ふむふむ・・・」

「先生、だから次男は助かったんですね」

「そうだね~~まぁ、80パーセントは何もしないで、放っておいても助かるんだけどね」

「えっ・・・そうなんですか」
なんか一般情報とは、まったく先生のいってることが違います。

「心臓に欠陥が残る子は、本当に稀なケースだね」

「エコーに腫れがでてたんですけど」

「まぁね~~、エコーっていうのは、クラ~~い部屋で、ユーレイをみたか、みていないか・・・って話しやね。
いたといえば。。。そんな気もするし、いないといえば、そんな気もする」

「ゆ・・・ゆ~れいですか・・・」
目が点・・・・ 状態です。

先生は、紹介状に添付されている症状の説明の紙を読んでいました
「川崎病って判断するのは難しいケースやったんね。爪の先の皮がむけた?」

「はい」

「あ、じゃぁ川崎病だったんだね」


これは白い巨塔みたいなものなのか??

次男はこの病院で、この先生には診てもらっていない。

だからなんでも無責任なことがいえるのか?

しかしこの先生は何百人もみているし、

ウソはいわなさそうだ。

最新の「事実」をいってるのか?

でも次男のいた市民病院でも、
なんとなく心臓の先生と、小児科の先生の意見が違うように思えたが

心臓の先生に押される形で、ガンマグロブリンが決定された。

しかし、二人ともすごく真剣に次男のことを診ていてくれていた。

万が一後遺症よりも、

確実に後遺症なし・・・のほうが選択肢のなかでは選びやすそうだ。

わたしの頭の中にはいろんな思念が渦巻きました。 


「先生、検査は?」

「え?あぁ、もう回復してるんだったら大丈夫」

検査なしですか~~~???

「先生、川崎病のガイドブックみたいなのには、18歳まで定期健診がいると書いてあったのに、ほんとですか?」

「だって、心臓に異常がなかったら、もう大丈夫だからね~」

おいおい・・・ほんとかよ~~
すごい気負ってたのがバカバカしくなって来た・・・・

「先生、再発はありえるんですか?」

「そうだね~~、1ヶ月以内が一番多いね。3ヶ月以内、6ヶ月以内・・・1年以内で、減っていくけど。
6歳になったら、大丈夫やね」

「何度もかかる人もいるんですか?」

「ぼくの知ってる子で、最高10回以上(正確な数字は忘れてしまいました)かかった子がいたよ」

ぎぇ~~~!!!
計算したら2ヶ月に1回かかっている。

「再発する時はどんな症状になるんですか?」

「それはだいたい、同じですね。高熱がでてひかない、手足が腫れる・・・などしたら、気をつけてください」


この先生は川崎病急性期カードというカードも作ってくれました。
本来なら治療した病院でくれるはずなのですが、もらっていませんでした。

「先生、ほかの患者さんがお待ちですよ~~」
看護婦さんが先生にいわれました。

「えっ、今日は、この子だけじゃないの」

「いえいえ・・・」
看護婦さんがニコニコ笑って、カルテの束を、どさっと先生の机に置きました。

「え~~、こんなにあるんかいな・・・あ、では診察は以上で・・・」

という、狐につまれたような・・・診察でした。

次男は回復したのですから、ガンマグロブリンの治療に関しては、

よかったと思っています。
それが次男にとっては最高の治療だったのです。

しかし。

どうして川崎病なんかになってしまったのか?!

原因不明ですが、医学だけでは解明できないことがある・・・


そのことに関しては、わたし自身は納得はできませんでした

 

つづく・・・・

 

 

 






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最終更新日  June 1, 2008 09:50:35 PM
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