テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:川崎病
次男が川崎病になったこと さて、次男が退院してからのことを書きます。 退院してからホメオパスに会う日まで、 わたしの心に平安は、全くありませんでした。 というのも、 川崎病は再発する可能性があることと、 なにが原因かが判っていないからです。 だから、どうやって避けたらいいのかが判らないのです。 だからもう。。。 心配で・・・ 心配で・・・ 次男は元気にはなったものの、一般的な「元気」とは程遠く 一日4時間くらいはお昼寝が必要でした。 家族全員が、肉体的にも精神的にもへとへとでしたが、 ゴールデンウィークが終わり、幼稚園が始まると 親がみていても、可愛そうでしたが、 再発防止のためにガマンしてもらいました。 2週目に入ると先生から とお手紙までもらいましたが、 さて・・・次男のほうは・・・というと 微熱がでたり 水ぼうそうが治ったとおもうと、頭から発疹が・・・ そうすると再発が恐いものですから 「大変!たいへん!!!」 とかかりつけの小児科にかけこみます。 あせっているわたしを横目に、 先生は と言われました。 それは、そうでしょう。 川崎病は治療法が確立している病気です。 でもね・・・
ほっしんが体に広がっています。 (これも、ホメオパシーでいえば上から下へと。。。 へリングの法則といって そのときはさっぱり判りませんでした。) 万が一のために、夫と相談して市民病院まで行きました。 そこでも高熱が出ているわけではないので、大丈夫と言われました。 そして翌日の月曜日、神戸の市民病院の川崎病の専門医の先生に、 診断してもらうことになりました。 (もう、これで病院をかけずりまわるのは止めにしたい・・・) さすがの私も、もう身も心もヘロヘロで倒れそう。。。。 さて、いよいよ川崎病のドクターと対面しました。 どんな先生が現れるのか。。。と思いきや。。。 「あ~~、こんにちは。で・・・川崎病になったの?」 「はい」 めがねをかけた、ひょろっとした只のおじさんって感じの先生。 威圧感もまったくなく、これが病院でなく白衣も着てられなかったら、 「で?ガンマグロブリンで治療したんだね」 わたしは治療の経過を説明しました。 「あ~~、まぁ、ぎりぎりだったんだね。ふむふむ・・・」 「先生、だから次男は助かったんですね」 「そうだね~~まぁ、80パーセントは何もしないで、放っておいても助かるんだけどね」 「えっ・・・そうなんですか」 「心臓に欠陥が残る子は、本当に稀なケースだね」 「エコーに腫れがでてたんですけど」 「まぁね~~、エコーっていうのは、クラ~~い部屋で、ユーレイをみたか、みていないか・・・って話しやね。 「ゆ・・・ゆ~れいですか・・・」 先生は、紹介状に添付されている症状の説明の紙を読んでいました 「はい」 「あ、じゃぁ川崎病だったんだね」
次男はこの病院で、この先生には診てもらっていない。 だからなんでも無責任なことがいえるのか? しかしこの先生は何百人もみているし、 ウソはいわなさそうだ。 最新の「事実」をいってるのか? でも次男のいた市民病院でも、 心臓の先生に押される形で、ガンマグロブリンが決定された。 しかし、二人ともすごく真剣に次男のことを診ていてくれていた。 万が一後遺症よりも、 確実に後遺症なし・・・のほうが選択肢のなかでは選びやすそうだ。 わたしの頭の中にはいろんな思念が渦巻きました。
「え?あぁ、もう回復してるんだったら大丈夫」 検査なしですか~~~??? 「先生、川崎病のガイドブックみたいなのには、18歳まで定期健診がいると書いてあったのに、ほんとですか?」 「だって、心臓に異常がなかったら、もう大丈夫だからね~」 おいおい・・・ほんとかよ~~ 「先生、再発はありえるんですか?」 「そうだね~~、1ヶ月以内が一番多いね。3ヶ月以内、6ヶ月以内・・・1年以内で、減っていくけど。 「何度もかかる人もいるんですか?」 「ぼくの知ってる子で、最高10回以上(正確な数字は忘れてしまいました)かかった子がいたよ」 ぎぇ~~~!!! 「再発する時はどんな症状になるんですか?」 「それはだいたい、同じですね。高熱がでてひかない、手足が腫れる・・・などしたら、気をつけてください」
「先生、ほかの患者さんがお待ちですよ~~」 「えっ、今日は、この子だけじゃないの」 「いえいえ・・・」 「え~~、こんなにあるんかいな・・・あ、では診察は以上で・・・」 という、狐につまれたような・・・診察でした。 次男は回復したのですから、ガンマグロブリンの治療に関しては、 よかったと思っています。 しかし。 どうして川崎病なんかになってしまったのか?! 原因不明ですが、医学だけでは解明できないことがある・・・
つづく・・・・
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[川崎病] カテゴリの最新記事
|
|