カテゴリ:自然な暮らしを・・・
こんな「小さな庭」が欲しい ドイツのクライネガルテン=日本の別荘 「あ~~、一戸建ての家が欲しい」 「あ~~、庭が欲しい」 これが我が家の目下の望みです。 まぁ、我が家だけでなく、 マイホームというのは、いろんな人の『夢』か。。。。 日本では厳しいけど?!広い庭も・・・できれば欲しい。 ドイツでも、それは同じ。 ドイツの父母は、団地暮らし。 お母さんは花が大好きですが、庭がありません。 そんな人たちのために、そして緑化保存のために・・・ ドイツには『クライネガルテン』(日本語で小さな庭)というものが。。。。 小さな小屋、 そして庭と畑 「しかし、これって『小さな庭』といっても、 日本でいえば、別荘みたいな規模だよね」 久しぶりに訪れたドイツで、熊男(夫)にいうと 「そうだね。。。日本人からみるとね」 と、うなづいています。 このクライネガルテン用の土地はドイツ政府によって、 緑化保存のために規制されています。 なので、たいてい郊外のあまり人の住まないような場所や、 線路沿いの場所など、 『緑化』の必要な場所がクライネガルテン用の土地になるようです。 「おとうさんは、すごいねぇ。・・・」 実はこれは全て父の手作り! 20年前に土地を購入して、 ドイツの父が コツコツと全て DIYで作り上げた庭、小屋。 フェンスまで! 「さすが、ドイツ人だなぁ・・・」と、ただただ感心。 ドイツのDIYセンターに行くと、 小屋の手作りセットなどが売っています。 団地住まいの父母は、お天気のいい夏は、 このクライネガルテンにずっと滞在して のんびりすごします。 「もう、いつまでできるか、わからないよ・・・」 ふたりとも高齢なので、畑仕事や庭の手入れは、 年々きつくなるようで。。。 「そうかぁ。。。」 母は去年は入院しましたし、父も足が悪くなってきています。 そういう問題は、日本もドイツも同じですね。 手放してほしくないのですが、 日本にいるわたしたちは 何もしてあげれない。 あ、しんみりとした話題になってしまいました。 クライネガルテンには 実のなる木を植えなければならなくて、 ちょうど私たちが訪れた時は、 さくらんぼの実が収穫時でした。 なんとなくわたしたちの心の 複雑な思いみたいな、 甘酸っぱいさくらんぼ。 ドイツの自然の中の思い出を、 おばあちゃん、おじいちゃんと過ごした 夏の日を こどもたちが いつまでも覚えていてくれますように。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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