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HTML5と呼ばれるプログラミング技術が急速にインターネットの世界に広まっている。故スティーブ・ジョブズ氏が異例のエッセイを掲載してHTML5の支持を表明したのは1年半前のことだ。
HTML5は、追加ソフトウエアをインストールしなくても、ユーザーの操作に反応してインパクトのある画像やビジュアル効果をブラウザー(インターネット閲覧ソフト)で表示できるようにするものだ。その結果、ユーザーはゲーム感覚でブラウザーを操作できる。一方、開発者は、HTML5を使えば、特定のハードウエアや大手オンラインショップ向けに専用アプリを開発しなくても、スマートフォンからタブレット型PC、パーソナルコンピューターまで幅広くコンテンツを提供できる。 そうした利点に加え、特にアップルのデバイスで使えるという点が魅力となって、HTML5は他の技術を隅に追いやっている。9日には、アドビ・システムズがモバイルブラウザー用ソフト「フラッシュプレーヤー」の開発中止を発表した。フラッシュはHTML5と競合する技術で、ジョブズ氏が携帯端末向けには不向きだと批判していたものだ。 1990年代に業界で初めて成功したブラウザー、ネットスケープの発明にかかわったベンチャー・キャピタリストのマーク・アンドリーセン氏は「HTML5は大きな進歩だ」と断言している。 もう一人のシリコンバレーの投資家、ロジャー・マクナミー氏は、HTML5によって、芸術家やメディア、広告会社などはこれまでできなかった方法で一味違うウェブコンテンツを提供できるようになると予想し、「これでクリエイティブな人たちが力を取り戻すだろう」と述べている。 HTML5に賭ける企業は多い。アマゾン・ドット・コムは、アップルのiPhone(アイフォーン)やiPad(アイパッド)でコンテンツを売るためのアップルのルールを回避すべく、「キンドル・クラウド・リーダー」というウェブベースのアプリをHTML5を使って開発した ホームページ作成株式会社杉山システム お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.11.13 00:05:11
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