「楽婚レシピ」読みました
楽婚レシピ一日4万ヒットの大人気サイト「絵日記でもかいてみようか」のゆみぞうさんことほしのゆみさんの漫画エッセイ第二段。サイトに寄せられたメールでは「レシピコーナーにありました」とか「ダイエットコーナーにありました」とか、いろいろ楽しい報告があったので、私もまずそっちから探しまして(その姿勢からして間違ってます)。ふっつーにエッセイ漫画コーナーにあったからと言って「つまんない」とか言うのはやはり贅沢でしょうか?ともあれ読みやすいのでイッキ読み。内容は「結婚生活(夫婦関係)が上手く行く秘訣」なのですが、押し付けがましく無いのに説得力があるのがいいですね。相手の欠点を見下したかのようにあげつらったり、あからさまな苦情として伝えたりはタブー。通常のエッセイとか掲示板での助言とか見てると「そんなの解るわよ!だけどできないのよ!」となってしまうのですが、ここがゆみぞうさん達ご夫婦のちょっと人とは違うところですね。普段の生活で、既にどう相手の良くないところと接すれば良いか、ちゃんと描いてありますから。それはサイトの日記や、前著奥さまはマリナーゼの中にもあります。具体的にどうしていらっしゃるのかと言うと、奥様(ゆみぞうさん)の失敗とか思い違いとか忘れちゃった事とか、とにかく相手のドジを舌打ちなどでなじらず最高のツッコミチャンスとして夫さんがすんごい楽しそうに突っ込む所です。普段の生活の中で奥さんがなにかやらかすと「まいど!(まいど良いツッコミネタをありがとう)」って言うのが、初めてあのサイト見た時からずーっと好きなんです。いいなー、あれ。あの絵日記見て、オットさん上手いコミュニケーションとるなぁって感心しましたもの。ゆみぞうさんも「チッ、とか舌打ちされないからよしとしよう」とネタにしてますもの。ネタにしやすいですよね、笑いで注意を喚起してくれる(オットさんにそこまでのつもりがあるかどうかは知りませんが)のって。だからマンネリも感じず、仲良くらっぶらぶで12年続くんですよ。うちのダンナにも見習って欲しい。少なくとも、私夫がなにかドジやらかしても責めないもん。けどダンナは私の事責めるんだよなー。子どもたちの事も必要以上に責めるし。このあたりダンナ教育失敗したかも。あっ、そうか。そこは楽婚レシピに書いてあるとおり「苦情としてではなく、とりあえず言って見る」を実践すればいいのか。あと忘れちゃいけないのが、ダンナは楽婚レシピに出てくる「相手情報は随時更新する」を実践してくれてるんですよ。私の事(誕生日に貰った紅茶の事とか)も子どもの事も。求めすぎればきっと全部失う。欠点も持っているダンナの、それはそれとして長所をもっと素直に好きになろうと思い直せました。ゆみぞうさん、ありがとう。