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カテゴリ:会社辞めちゃった。
僕の評価は仕事をしなくても上がっていった。 会社なんて屁でもない。 何もしなくても評価があがるのだから・・・ 僕はそう考えるようになりました。 そんなとき僕に、いや僕のチームに転機が訪れます。 僕の課に退職者が出て、その穴埋めを僕の後輩がやることになったのです。 十分仕事も出来るようになったし、重要なポストでも問題なくこなせるだろうとのことから。 彼は僕から離れるのは不安だと言ってくれましたが、彼が上手くやれること、そして彼にとってもチャンスであると言うことから、後押ししました。 再びやってきた僕一人の仕事。 まあ、後輩がやってきたことだから、難なくこなせます。 でも真面目にやるのもバカらしい。 このころ僕は真剣に独立を考えだしていましたので、真剣に仕事する気は全くありませんでした。 (今思うと本当にバカです。) 僕は以前のように”仕事が出来るが意見も言う有能な社員”を演じました。 具体的には、まず仕事を振られれば、自ら期限を決めます。 それが3日でできる仕事なら「一週間以内にやります。」という感じに、実際より長い期間を設定します。 3日で出来る仕事を一週間に設定することによって、無能に見られないか?なんて心配があるかもしれませんが、大体、自ら期限を設定する人なんて会社には皆無です。 みんな守れなかったら困るので、あやふやな期限しか設定しません。 そこを自信満々で期限を設定する。 「若手バリバリ自信満々有能社員」の一丁揚がり。 そしてそれを5日でやるのです。 元々3日で出来る仕事ですので、こんなのは簡単に出来ます。 でも周りから見れば「一週間でやると自ら設定したものを、5日でやるとは・・・」と驚いてくれます。 他には会議では積極的に発言し、自分しか知らない知識を、健康食品メーカーの営業マンのように大げさに話したり、少しの結果で報告書を何枚も作成したりして、自分の”有能さ”をアピールしました。 その一方、報告書作成・市場調査と偽りインターネットに耽ったり、出張をなるべくたくさん入れ昼からで十分間に合う出張に朝から出かけたり、他部署に出かけて人と世間話をしたりして、サボれる時間を最大限サボるように勤めました。 こうして相変わらず周りの評価は保ちつつ、仕事をほとんどしない日々が続いたのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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