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環境・エネルギー&気になる情報2

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カテゴリ:エコサイクル
 夏の電力不足が懸念される中、植物の力で暑さを和らげる「緑のカーテン」が例年以上に注目を集めている。

 ゴーヤなどが苗の植え付けシーズンとなった県内では、ホームセンターに問い合わせが相次ぎ、苗の売り上げが昨年同期比で4割増しの店も。関係者によると、一般家庭のほか、企業や学校が節電対策に始めるケースが目立つという。

 緑のカーテンは、つる性植物を窓の外にはわせ、夏の厳しい日差しを和らげる。ゴーヤをはじめ、アサガオやユウガオ、ヘチマなどが多く利用される。

 ゴーヤの場合、4月下旬から5月下旬に苗を植えれば、6~7月には葉が生い茂り、果実の収穫も楽しめる。

 農業・園芸資材専門店のみのり石橋店(下野市薬師寺祇園原)には、昨年はなかった問い合わせが今春、10件以上あった。これを受け、ゴーヤの苗を例年より2割ほど多く仕入れたという。

 売れ行きも昨年同期比で4割アップ。連休に合わせ、需要はさらに伸びる見込みで、菅谷真人店長は「供給が間に合うかどうか」と心配する。

 ホームセンターカンセキ西川田店(宇都宮市西川田本町2丁目)では、気温が上がり始めた24日ごろから、ゴーヤの苗が売れ出した。

 「例年にない出足の良さ。会社や学校などが節電のためにまとめ買いするケースもある」と小林勝副店長。作り方を紹介した特設コーナーを開設するなど、PRにも余念がない。

 さまざまなつる性植物の種苗を取り扱う日光種苗(同市平出工業団地)にも、出荷先などから追加注文が相次いでいる。

 県環境森林部地球温暖化対策課は「緑のカーテンとエアコンを併用することで、真夏に20~30%の省エネ効果が見込める。さまざまな方面で節電に対する機運が高まり、電力不足に備えられれば」としている。

《下野新聞》

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「緑のカーテン」冷房控えめ つる伸ばし夏も涼しく 節電対策で関心高く

 電力不足が心配される今夏の対策の一つとして、「緑のカーテン」が注目されている。窓辺や壁面につる性植物を育てて日差しを遮る。消費電力の多いエアコンの使用を少しでも抑え、節電につなげるのがねらい。家庭でも、出来ることから取り組もうという意識が広がっているようだ。

 東京・板橋区は、「緑のカーテン」を地球温暖化対策として進めてきた。原発事故による電力供給不足が今夏深刻であることが明らかになって以降、区民から「緑のカーテンを育ててみたい」という問い合わせが急増した。同区が主催する作り方講習会にも定員の2倍以上の申し込みがあった。

 同じように普及を進める葛飾区でも先週、ゴーヤの種を無料配布したところ希望者が相次ぎ、翌日には500人分の配布がすべて終了。「例年になく関心が高まっているようだ。今年初めて挑戦する人も多い」と担当者は話す。

 省エネルギーセンター(東京)によると、家庭で最も多くの電気を消費するエアコンの使用をどれだけ抑えられるかが節電のポイントだ。「緑のカーテン」は日差しを和らげ、葉の蒸散により室温の上昇を抑える効果があり、節電につながると期待されている。

 板橋区の小林恒夫さん(79)は一昨年からゴーヤを育てている。つるが伸びると高さ4メートル、幅3メートルの「緑のカーテン」が窓辺にできるという。「日差しが直接当たる隣室より涼しいのが実感できる。緑を見るだけでも癒やされます」と話す。

 「緑のカーテン」に向く植物はゴーヤのほか、ヘチマやヒョウタンやアサガオなど様々だ。NPO法人「緑のカーテン応援団」(東京)事務局長の菅原浩一さんは「緑のカーテン作りには育てる喜びや収穫の喜びもあり、楽しく電気代を抑えられる。子どもと一緒に環境問題を考えるきっかけにもなる」と話す。

                        ◇

 サカタのタネ(横浜市)広報宣伝課長の淡野一郎さんは、育てやすいゴーヤの栽培を勧める。

 プランターを使う場合は深めのもの、できれば36リットル以上入るタイプを選ぶ。野菜栽培用の培養土を入れ、20センチ間隔で苗を植える。つるを巻き付かせる園芸用ネットは、軒下などに、しっかり取り付けておくことが大切だ。ネットは目が10~18センチのものを使うとよい。

 本葉が7~8枚になったら茎の先端をつみ取り、わき芽を成長させる。実り始めたら追肥する。「葉がよく茂った立派な『カーテン』にするには、窒素肥料を多めにやるといい。ただ、実の数は少し減ります」と淡野さん。

 ゴールデンウイーク以降のこれからが苗を植えるのにいいシーズンだが、地域によって最適な時期は異なる。「苗を購入する園芸店で育て方をよく相談してから始めてほしい」とアドバイスする。

《読売新聞》





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最終更新日  2011年05月05日 12時44分06秒
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