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2012年01月27日
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カテゴリ:エコサイクル
 不純物が混じった油を、従来の約1000倍も速くろ過できるフィルターを、物質・材料研究機構(茨城県つくば市)などの研究チームが開発した。

 直径1ナノメートル(ナノは10億分の1)の穴が無数に開いたカーボン膜で、ダイヤモンド状のため強度がある。27日付の米科学誌サイエンスに掲載された。

 ガソリンの脱硫やバイオ燃料製造の処理膜などに利用できる基礎技術となるという。フィルターは、穴が無数に開いたアルミナの基板にアセチレンガスをマイクロ波で蒸着させて作製。わずか35ナノメートルの厚みの中を極細の流路が無数に貫通している。

 このフィルターを使って不純物を混入したエタノールをろ過すると、1時間に1平方メートルあたり64リットルの処理能力を確認した。

 市販のフィルターは同0.06リットルで、処理能力が3ケタ跳ね上がった。ただ、アルミナ基板ではフィルターの面積を大きくできず、炭素繊維シートなどによる量産化が課題という。

 同機構の一ノ瀬泉・高分子材料ユニット長は「薄くて硬い高性能の膜で、米粒の中に水を通すように、するすると有機溶媒を通すことができる」と説明している。

《毎日新聞》

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『オイルを浄化できる超高性能ろ過フィルターを開発』
独立行政法人 物質・材料研究機構
独立行政法人 科学技術振興機構





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最終更新日  2012年01月27日 11時27分09秒
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