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カテゴリ:乗り鉄
2014年に廃止となった、JR北海道の江差線江差駅。
2013年12月20日 撮影 ![]() 江差線は、五稜郭から江差までを指すが、木古内から五稜郭までは、青函トンネルを経由する貨物列車が頻繁に運転されるため、木古内以北が部分的に廃止となった。 ローカル線の廃止は、従前は路線単位で行われていた。したがって江差線のように、末端部は輸送密度が低くても、路線の一部が貨物または旅客輸送に貢献していれば、末端区間の廃止は逃れられることが多かった。江差線に続いて、留萠本線の末端区間である、留萌、増毛間も、本年限りで廃止が決定している。 このようなローカル線の廃止のされ方が今後も続くとなると、北海道の路線のほとんどが、廃止対象として俎上に上がってくるのではないかと思われる。 案の定、北海道の16区間が、維持困難として、JR北海道は地元との協議を開始する模様。 16線区には、滝川から富良野といった、石勝線が開業する前の主要幹線までが入っている。実際北海道にいって、普通列車に乗ってみると、地元の乗客は数えるほどしかのっておらず、鉄道を維持するのが困難なことは目に見えてわかる。私が鉄道に乗り始めた30年まえは、北海道の普通列車はいまよりはるかに賑やかだった。とても残念なことだが、廃止されるまえにこれらの路線をもう一度乗りに行きたいと考えている。 江差線 上ノ国駅 2009年9月21日撮影 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.08.19 23:42:12
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