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眼科クリニック開業までの軌跡

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2023.06.28
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カテゴリ:乗り鉄
石巻線の女川駅へは、2回目の訪問となる。前回は2007年ころ、東日本大震災の前である。

終着駅の女川が近づくと、リアス海岸の波の静かな深い入江に、無数のカキ殻が山積みされていたのが印象的であた。女川駅をおりると、正面が漁港となっており、漁港へ向かう階段の途中には、1960年のチリ地震のときに到達した津波の到達ラインが示してあった。

三陸地域は、地層の調査により有史以来幾度も津波に襲われている。明治以降では、1896年の明治三陸津波、1960年のチリ地震津波が有名であり、私も津波の到達ラインをみて、子供の頃に読んだ、地球の裏側で発生した地震で日本で多数の犠牲者がでた本のことを思い出したのであった。

津波は、いわゆる『波』(素元波の集合)ではない。わかりやすく言い換えると『海面の隆起』である。陸地であれば、地面が持ち上がるが、海水は液体であるので、持ち上げられた海面には莫大な位置エネルギーが蓄えらる。津波は浅瀬に達すると行き場のなくなった海水はさらに海水面を持ち上げるため、飲み込むように陸地を遡上する。

津波の実態が映像であきらかになったのは、2004年のスマトラ島沖地震で発生した津波であろう。
地震発生時の2004年12月26日、私は、海外ボランティアの帰路、バングラデシュのダッカから、タイのバンコクへ向かう航空機の乗客のひとりであった。このため、スマトラ島沖地震は他人事とは思えなかったのであった。

2011年3月11日の東日本大震災発生時には私は、​大学病院の手術室​にいた。
発生直後の地震の規模から津波の発生は容易に予想できた。しかし、その規模は災害の専門家でも想定外の規模であった。

車両は、陸羽東線で使用されているのと共通の運用。2両編成の列車には、石巻から帰宅する乗客で、5割程度の乗車率であった。女川駅を降りたら駅舎の写真を撮って、9分の折り返し時間で写真撮影をするつもりであった。

ところが、渡波駅で、乗客の一人(若い女性)が、乗降口でワンマン列車の運転士となにやらやりとりしており、なかなか出発しない。
話の内容から、どうやら小銭を持たずに列車にのったようである。
この列車は、小牛田発だが、途中の無人駅からの乗客はいなかった気がするので、はじめから無札ですませるつもりだったのかもしれない。運転手と、『1万円札しかないから運賃は払えない』と訴える乗客と、『1万円を預かりますので、後日石巻駅の事務所で、お釣りを受け取ってください』と訴えるワンマン列車の運転手との押し問答である。ワンマン列車に無札、小銭なしで乗り込むとは一体どういう了見の乗客かと頭にきたが、遅延が拡大するのに耐えきれず、私が財布から1000円札10枚を差し出した。
列車は5分の遅延で発車し、折返し時間が4分となったため、駅舎の写真は撮れなかった。



駅から、山の中腹を撮影。女川駅に留置されていたキハ40系気動車は、手前の山の中腹の墓地の上まで流された。



車窓からみえる万石浦の風景。






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最終更新日  2023.06.28 18:06:07
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