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眼科クリニック開業までの軌跡

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2023.10.01
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カテゴリ:乗り鉄
仙台から石巻に電車で出かけるには仙石線の電車に乗って出かけることが多かった。当区間は直流電化されているため、首都圏等で使用された中古の通勤電車が使用され、仙台のベッドタウンとして通勤・通学輸送を果たしてきた。

一方、東北本線は長距離の旅客輸送をメインとした幹線の役割を長年果たしてきた。両線は、地形が狭隘な松島海岸駅付近では付かず離れず絡み合いながら列車が走っていた。両線が直通運転できれば、とは誰もが考えつくアイデアではあるが、実行するにはさまざまな障壁があった。

最大の障壁は、東北本線は交流2万ボルトの電化区間であるため、仙石線との直通運転を行うためには車両側に交直両用の車上設備を必要とするのである。解決方法は私にとっては意外であった。なんと、電化区間にディーゼル車を走らせることになったのである。

2015年、JR東日本はハイブリッド気動車を開発、いままで直通運転が困難であった両線に連絡線を建設、仙石東北ラインとして、開通を果たした。鉄道路線全線の乗車を目指しているため、地図で示す以下の区間も乗りに行かねばならない。仙台を訪問したついでではなく、この線に乗るためだけにでかけたのであった。

以下、コンパス時刻表より改変



昔の石巻駅は、歴史的に異なる会社が国有化された経緯があるため、石巻駅の駅舎は2つに別れていたが、1990年から石巻線も仙石線も同じ改札口となっている。

車両はHB-E210系気動車が使用されている。技術的に大変優れた車両である。

気動車なので、軽油を動力源とし、搭載した1両あたり450馬力のディーゼルエンジンで発電し、屋根には蓄電池を搭載する。発車時は(大きなトルクが必要なため電気が有利)蓄電池のみでモーターを回し、車速が15km/hに達すると(大きな電力が必要なため)エンジンを起動させ、エンジンに直結した発電機と、屋根上の蓄電池の電気で1両あたり定格95kwの交流電動機×2をまわす。エンジンとモーターの出力特性にあわせて動力を切り替えており、蓄電池を搭載のため、回生失効なく減速時には運動エネルギーを蓄電池の化学エネルギーに回収可能である。運転本数が多くない同線ではにふさわしいと思われる。

内燃機関は馬力で、モーターはkwで出力を表したほうが、中年の私には、わかりやすい。
最近はMKS単位のへの統一のため、内燃機関にもkwが使用されでおり、換算が必要なのでカタログスペックがわかりにくい。

搭載するリチウムイオン電池の容量は1両あたり15.2kWhである。電気自動車日産のリーフよりかなり小さいが、電気のみで動いているわけではないので、これくらいの容量で十分であろう。



車内にはモニターがあり、みていると面白い。以下は、起動時の写真である。
石巻はすでに日没が迫っており、連絡線に到達頃には周囲は暗くなっており、いつの間にか連絡線を通り過ぎたのであった。



石巻駅には、東日本大震災前の2009年にも訪問している、当時の写真には、205系電車が写っていた。






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最終更新日  2023.10.04 17:58:09
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