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眼科クリニック開業までの軌跡

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2024.01.14
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カテゴリ:乗り鉄
上越線の下り列車に乗り、新清水トンネルを抜けると最初の停車駅は土樽であるが、その次の越後中里駅に到着すると、進行方向右手に、何両もの旧型客車が線路上に留置されていることに気がつく。

乗り鉄を始めてからずっと気になっていたのだが、冬季に上越線に乗ると、越後中里駅の東の山の斜面はスキー場となっていることに気がつく。旧型客車はスキー場の休憩所として活用されているのである。

旧型客車は日本の各地で保存や展示をされているが、いまでも活用されているケースはまれである。いつか訪れたいと思っていたのが実現した。

残念ながら列車での訪問ではなく、小学生の娘にスキーに連れてっ行ってほしいとせがまれ、湯沢中里スキーリゾートに行くこととなった。スキー場の名前は駅名とは異なり「湯沢中里」となっている。

「中里」という駅は、旧国鉄松浦線(1920年開業)と、岩泉線(1966年開業・現在は廃線)にもあり、
「越後中里」駅は1931年と、松浦線より後の開業であったため、区別のため新潟県の旧国名の越後を冠している。一方、スキー場は観光客を呼び込むには、新幹線の駅や、インターチェンジ名にもなっている町名である「湯沢」を採用したとおもわれる。

撮影は、2024年1月2日である。前日の能登地震により、上越線の在来線列車は全面運休となっていた。
スキー場と、越後中里駅は直結しており、駅舎側から、駅のホームにはいり跨線橋をとおり東口へ向かうと、その先はスキー場である。跨線橋の終端には、かつてどの駅でもみられた改札ラッチがあり、窓口には駅員のかわりにスキー場の職員がいた。

越後中里駅の駅舎。かつては賑わったであろう、大きなスペースがとられている。駅前は、傾斜地であるためか、大型バスが切り返さないと転回できないほどのスペースしかない。



駅構内を通路として利用する場合、厳密には入場券が必要だが、越後中里駅はすでに無人化されてから久しく、そもそも切符売り場はなく、乗車駅証明書発行機のみ設置されており、跨線橋は自由通路として利用されていた。

跨線橋からの景色。
北側には左手に谷川岳が眺められる。雪国には珍しく、快晴であった。



跨線橋から南側を眺める。



休憩所として利用されているスハ43系。昭和27年製。



痛みやすい天井や床板は張り替えられ、窓枠が一部固定サッシに変更されていたが、側面や妻面のニスの塗られた木製の板や、座席の手すりなど往時の面影がよく残されていた。
車内はほどよく暖房が効いていた。暖房設備がないのにおかしいな、と思った。おそらく、現役時と同じように、引き通した蒸気管から車内足元の放熱管から放熱させる蒸気暖房が行われていると推測した。










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最終更新日  2024.01.14 12:02:15
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