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カテゴリ:検察とマスコミ
村木厚子さんの裁判を見守り支援する部屋 で公判の内容がアップされています。

<転載>

裁判を傍聴して思うこと(倉沢証人)(By 花ずきんS)

傍聴
2月3日(火)10:00~11:30 河野証人、 13:15~17:00 凛の会 倉沢証人
2月4日(水)10:00~17:00(昼1時短15分昼食休憩)凛の会 倉沢証人

<倉沢証人>尋問

凛の会代表の倉沢とは、どんな人なのだろうか、この人はどうしてもこの目で見ておきたいと思っていた。検察側・弁護側双方申請の証人である。私がとんでもない人だと思えてきた三点を記す。

・自分で数え切れないくらいたくさんの会社の役員の肩書きを持ち、名刺を使って暮らしている怪しげな仕事振り。(ただし、尋問中、それは会社の登記簿上のものではないと証言)

・名だたる会社との打ち合わせなどの日程も、毎日当日の朝出勤してからその日のことを電話で連絡して行っていると証言。だから、村木さんから証明書を受け取る時もアポも取らずに近いので直接行ったと。前者もどの企業でもありえないこと。後者もアポもない人をフリーパスで厚生労働省に入れることなど今も、かってもないことを平然と言う。

・弁護側尋問で「事前に検事さんと打ち合わせをしたか」と聞かれると「していません」と言い、あわてて検事が「打ち合わせはしたでしょう、正直に答えるよう何度もいいましたね」といわれ「良くないことかと・・・・」と。検察側にとって良くないことは言わないように・検察の意向にそってという姿勢を決め込んでいるとみえる。


証言で重要だと感じたことが三点あった

・村木さんから証明書を受け取ったとしながら、手渡しされる際の会話「なんとかご希望に添える形に・・・」などは、はっきりと否定した。手渡し場面の倉沢の証言は、立ち位置や周囲の状況からも矛盾に満ちており、彼が村木さんから受け取ったことがうそであることが強く感じられた。

・村木さんとは、二回あっているのに一度も名刺交換したことはないとも証言。誰かわからない人の要請を受け、誰かわからない人に証明書を渡すことなどありえない。虚偽のものとすればなおさらである。

・元部長には会ったことがないと証言したこと。取調べの検事調書には村木さんが倉沢を元部長のところに案内し、倉沢が証明書の発行を要請したとされていたのだが

これらのことは、倉沢が村木さんから受けっていないのに検察側の作ったストーリーに沿い、受け取ったことにして辻褄を合わせようとしたことが破綻したことを物語り、村木さんの関与はなかったことをますます明確にする結果となってきた。

これから元部長などの証人尋問で、うそで塗り固められた物語が崩壊していく過程を見届け、実際に作成した人が誰にどのように追い込まれていったのか明かされることを期待して傍聴をつづけたいと思う。



「2月4日 聞き終えて・いまなかです」

アトリエインカーブの今中です。2月4日の傍聴に行ってきました。

公判の詳しい状況はナミさんが書いていただいているので、私は特に印象に残った意味不明なコトを記したいと思います。

意味不明なコトをしでかしたのは証人尋問に挑んだ倉沢元会長。証言は二転三転。もう、むちゃくちゃでした。


倉沢元会長の意味不明語録、その1。

「私は企業や行政に打ち合わせに行くときにはアポなしで行くんです。当日の予定は当日決めるのが常です」

むむむ……そんな話、ある訳がない。

まして彼の言う企業とはサントリー、資生堂、東京電力の超大企業だそうです。

サントリーさんとはいくらかお付き合いがありますが、その日にぶらっといって担当者が会うなんてことは、まずありません。まずではなく絶対ありません。



倉沢元会長の意味不明語録、その2。

「村木課長から手渡しで証明書をいただきました……しかし、いつもらったか、わかりません」

むむむ……そんな話、ある訳がない。

彼の手帳の予定の書き込みには一定のルールがあります。

3色ボールペンを使い、時間に続いて相手先を書き込む。

予定がクリアできれば定規を使って赤のボールペンで横線を引く。

乱れのない文字。ルールの設定。彼が神経質なほど手帳を活用していたことは一目瞭然です。

その彼が村木さんから手渡された日時を手帳に書き込まないはずがない。

書き込めないのは、村木さんに会っていないからです。



倉沢元会長の意味不明語録、その3。

「検察とは打ち合わせをしていません……」

むむむ……そんな話、ある訳がない。

弘中弁護士の指摘もさることながら、検察側からも

「倉沢さん、事前に打ち合わせをしましたよね……正直に答えてください」と言われる始末。

検察との事前打ち合わせが合法的ではないと考えていたのでしょう。

「あ……勘違いをしていました。検察と打ち合わせをしました」と証言を撤回していましたが、後の祭り。

「嘘」の上塗りに傍聴席のマスコミや傍聴者からは失笑があがってました。

まだまだ、「嘘」にもとづく意味不明語録は続くのですが、このへんで。



2月4日の検察側の最大のエラーは倉沢元会長を選択したこと。

他方、弁護士側の最大のヒットは倉沢元会長に対峙できたことではないでしょうか。

次回、2月8日は塩田さんの証人尋問ですね。弁護側の場外ホームランを願っています。



■「2月3日、4日の公判を傍聴して」by あい

2月3日、4日の公判を傍聴して

公判の中で、村木さんが無実であるという証拠が着実に積み上げられていくのを、3日、4日の傍聴で確信しました。

国会議員の元私設秘書だった倉沢証人(凛の会元会長)は、取り調べ段階で作られた自身の供述調書の多くの部分が事実と異なっていると証言し、「民主党国会議員からの働きかけがあり、厚生労働省の担当課長が公文書偽造を行った」という検察の作り上げたまことしやかなストーリーはあっけなく崩れました。

なぜそのような間違った内容の調書に署名したのかと問われ、倉沢証人は「逮捕され動揺していた。拘留され不眠症になり、精神的に不安定だった。投げやりになっていた」・・・

さらに、「自分の記憶と違っていても、検察の”お調べ”で関係者が認めていることだと言われて、サインした」「何度も調書が書き換えられ、よく見ていなかった」とも・・・。

まさに、「冤罪はこうして作られる」というお手本のような証言でした。

窮地に陥ったとき、その人間の本質が否応なく現われると思いますが、自身の偽りの供述が罪のない人にまでどんな影響を与えてしまうのかということに考えが及ばず、無責任に嘘をついてしまう人間の弱さ・・・。そしてその弱さにつけ込み、冤罪がつくられたことに強い憤りを覚えます。


村木さん起訴の根拠とされたでたらめなストーリーはほとんど崩れたものの、検察側の最後の砦かのように、倉沢証人は、村木さんから公的証明書を受け取ったと述べています。

几帳面な倉沢証人の手帳にも全く記録がなく、証明書を受け取ったという日を特定できず、受け取ったあと、その証明書を凛の会の誰に、どこで、どのように渡したかということもはっきりしない状態でありながら、なぜ村木課長から受け取ったという場面だけは細かく覚えていると証言しているのか? 不思議でなりません。

倉沢証人自身が、いけないことと認識していたという「検察との事前打ち合わせ」でどんなことが話し合われたのでしよう? 

倉沢証人自身の弱さから事件に巻き込んでしまった村木さんに対し、人間としての良心が少しでも残っているなら、せめてものつぐないとして、残された真実をすべて語ってほしいと切に思いました。


そして、検察側からの一方的な情報によるマスコミ報道のせいで、多くの人たちは真実を知らされていません。一日も早い無罪判決を待ち望むばかりです。

<転載終了>



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最終更新日  2010.02.08 20:45:25
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