カテゴリ:星・天体
2018年度の主な天体イベントをザックリと調べてみました。
まず、今年は皆既月食が2回あるようです。 その1回目は、先日アップしていた1月の天体イベントにもカキコしていましたが、今月1月の31日に起こります。 これは夜の9時前より月食が始まり、月が赤く染まる皆既になる時間も夜の9時50分ころから約1時間の長きに続きますので、観測もし易いものになります。 2回目は観測もし易い7月28にあります。 ただしこちらは早朝の3時半ころから月食が始まり、4時半ころに皆既になるのですが、7月ではその頃はもう明るいので観測は難しいと思われます。 ちなみにこんな感じで月食になりながら沈むことを「月没帯食:げつぼつたいしょく」と呼びます。 また2018年は火星の大接近があります。 まぁ火星の接近とは2年と2ヶ月毎(だったかな?)に起こるものなのですが、今回は一応"大"の付く接近になります。 その、火星が一番大きく見れる日は7月31日(夏休み中~♪)。 ![]() 1 posted by (C)martind35 ↑これは2017年の夏の火星と2018年の夏(7月31日ではありません)の火星を、望遠鏡で見た場合のシミュレーションをプラネタリウムソフトのステラナビゲーターにて作図して重ねてみたもの。 こう見るとえらい大きく見れそうですね。 ![]() 2 posted by (C)martind35 ↑さらに同時期に同じ空で見ることの出来る木星との大きさ比べもしてみました。こちらもステラナビゲーターで作図後に重ねてあります。 もしも望遠鏡で同じ倍率で見たとした場合は、どちらもこんな大きさで見ることが出来そうです。 ![]() 7 posted by (C)martind35 ↑参考までに2016年に火星と木星と土星を同じ倍率で写していたものを重ねてみた写真を載せてみます(2016年5月30日のブログより転載)。 3つの惑星とも130倍で写してあります。「2」の作図より木星と比べた火星の大きさをイメージしてみてください。 今回の大接近は今世紀最大ではありませんが(今世紀最大は2003年)、それに近い接近ではあります。 おそらく7月31日間際になればテレビなどでも話題になると思いますが、まずは頭の隅にでも入れといて頂ければと思います。 毎年見ることの出来る3大流星群ですが、1月4日のしぶんぎ座流星群はとりあえず2018年は終わってしまいましたが、次の8月12日~8月13日ころピークの来るペルセウス流星群は、月明かりの無い流れ星観測には最適な条件となりそうです。 もう1つのふたご座流星群ですが、こちらは半月の沈む23時30分過ぎからが勝負になりそうです。 他にも月が明るい星を隠す現象や明るい星同士の接近などは多々あるようですが、それらは毎月の月初にカキコしている(はず)の天体情報に任せることとして、まずは大きなイベントのみ書いてみました。 管理人的には火星の接近が楽しみになりそうです♪。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/01/10 12:18:54 PM
コメント(0) | コメントを書く
[星・天体] カテゴリの最新記事
|
|