カテゴリ:風景・自然・デジカメ
紅葉を写した後で、もう一カ所へ向かってみました。
↑それはここ。毎春には夕日の赤に染まった棚田を写すべく何度も通っている所ですが、春も過ぎると苗が植えられて映り込みも期待できなくなるので、春以外にはまず来ることも無い所になります。 秋になって稲刈りも終わればまた棚田への映り込みも期待できるのですが、でも秋では写真のように手前にススキなど草木が生い茂って池が隠れてしまうので、この時季にここに来たことは今までで1度くらいかもしれません。 半年ぶりにやってきましたが、でも静かでやっぱり良いところですね。 今回は夕日と棚田の景色も期待してきましたが、もう一つ試してみたいことがあったんです。 それはハーフNDフィルターを使ってみること。 ↑ハーフNDフィルターとはこんなもので、レンズの前に付けて写野の半分だけNDの効果(暗く写す)を掛けられるもの。 今年の夏に買っていたのですが、これまで使う機会がありませんでした。 ↑例えば棚田を夕焼けの赤と棚田を同時に描写しようとするとこんな感じに写ります。 夕焼けの色は出ていますが太陽は明るく跳んでいまし、棚田は暗く写っています。 ↑では棚田を写そうとすると、今度は夕焼けが明るく写り過ぎて色が薄くなってしまいます。 これらは明暗の強いシーンを写す場合は仕方のないものなのですが、ここにハーフNDフィルターを使ってみると…↓ ↑夕焼けの色は残り太陽の輪郭も判り、さらに棚田も明るく写っています。 この写真が良いかどうかはアレとして、これがハーフNDフィルターの効果になります。 少なくとも写真に手を加える訳ですので悪い言い方をすれば邪道なのですが、せっかく買ったものですし、要所要所で使い分けて行っても面白そうですね、その度にフィルターを付け替えるのも面倒くせぇですが。 ↑そして太陽も山へ沈む準備が始まりました。 ↑ここでハーフNDフィルターの黒い部分を使って太陽も写してみることにしました。 ※太陽の撮影は失明も含む危険なものですので絶対に真似はしないでください。 ↑黒点が2つ出ていたようです。 モニターに写した太陽を見ていると、ウネウネと歪みながら沈んでゆきました。 ↑そして太陽も沈んでゆきました(フィルターは外してあります)。 夕焼けはこれから赤くなることもあるので、それに期待して現場に残りました。 ↑しばらくすると、棚田が染まることはあませんでしたが夕焼けが真っ赤になりました。 その色の移り変わりをずーっと見ていましたが、あの時間って多分すげぇ贅沢な時間なのでしょうね。 ↑金星をパシャリ。 この、夕焼けの赤から空の蒼へのグラデーションは何とも言えませんね♪。 ↑足元も見えなくなってきたのでこれにて帰ってきました。 車に戻ってエンジンを掛けると時計はまだ6時前。ホントに最近は明るい時間が短くなりましたね。 ひょっとすると来月の今ころはもう来年の事でバタバタしているのではないかな。早く陽も長い時季に戻ってもらいたいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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