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2008年10月12日
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カテゴリ:外国為替
来週からの動きを占う手がかりになるでしょうか?
外為錬金術師catuさんのブログで取り上げられていた、
今回の大波乱とLTCMショックとの類似について紹介してみましょう(パクリとも言う)

LTCMというのは、Long-Term Capital Management(ロングタームキャピタルマネジメント)という
当時の有名なトレーダーや経済学者で運営されたヘッジファンドらしいです。
そこが1997年のアジア通貨危機と1998年のロシア財政危機で運営が悪化し、
9/18に事実上破綻しました。このときのドル円は133円前後。
その後2週間ほどはうねうね相場で一時138円ぐらいまで上昇して、10/5ぐらいを境にマーケット崩壊。
3日ぐらいで138円から一時111円まで円高になったそうです。

今回の大波乱では、リーマンブラザーズという大手投資銀行が、サブプライム問題で経営悪化し、
9/15に事実上破綻しました。この時のドル円はまだ106円前後。
その後2週間ほどうねうねと、一時は108円ぐらいまで上昇したりして、10/4に経済安定化法案成立が確実になった頃から円高で
1週間ほどで106円から一時98円まで円高に。


↓グラフに赤丸で描きました。(月足で1984年からのチャートです)
fx104b

どちらも、破綻から実際マーケットが走り出すまで、2週間ぐらい時間がかかったそうです。

そしてチャートの中にオレンジの丸で描いた、円高があります。
過去の方は、95年4月の80円。今回は、3月16日の95円。
そして、見た目は「200円の時代から100円の時代へ来て、80円をマークした後の円高ショック。」
と「120円台から110円以下へ来て、95円をマークした後の円高」で
規模は縮小コピーで似ています。

95円が最高値かと思ってたら、歴史上は、まだ上はあったんですね。

だから、考えたら当たり前ながら、別に95円に壁があるわけじゃないんですよ。
95円、80円からそれ以上行かない保障なんてないのと同様、青線で描いたように、
110円へ収束してきているように見えるけど、これだって、保障はないんです。
(って言うかむしろ、ドル123円ロングを救ってください)

まるで、歴史は相似形のように見えて仕方ないという人のために、同時期のユーロドルのチャートを示します。
全体も相似じゃないし、今回例にしたショックの時を見比べると、今回はユーロ安になっているけど、
前回はそうでもない。(むしろユーロ高、行って来いでした)

ああ、そしてますます、ユーロは止まってくれそうにない気がしてきた。
誰か、私のユーロ円のロング・ポジを助けてください。号泣

fx105b

ショーグンさまが核実験でもすれば、地政学リスクで円安になるだろうか?
(いやいや、そういう仮想リスクならいいけど、実際に北が暴走だとか、東南海地震で実体大打撃だとか
そんな怖い円安はやめてください。)





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最終更新日  2008年10月13日 00時39分38秒
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