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テーマ:中国留学日記(314)
カテゴリ:語学
ここ数日、晴れだったり雨だったり、暑かったり寒かったりの成都です。
春が来たなぁ~と思ってたら急に夏になって、また冬が来て、寒いのに欧米人が半袖を着てたり、アジア人が「冬服全部クリーニングに出しちゃった~」と嘆いてたり。 そしたらまた夏に戻って、セーター着たら午後から汗をかくほど暑くなったり、毛布をまた出したのにすぐに終うことになったり。 そしたら雨季が来て、1日おきに天気が変わるようになって、朝は昨日と同じ天気だと思って服を着たら雨が止まずにものすごく寒かったり、朝はどんより曇り空だったから長袖を着たら午後から夏になったり。 もう何が何だか分かりません。 何が言いたいかと言うと、昨日、四川大学海外教育学院に”演劇の芸術家・笑星 劉徳一”が川劇を語りに来ました。 午後1:30から開始との通知だったので、私とダーシャンの二人で会場へと向かいました。 1:20だと言うのに、誰もいません。1:30になって、先生やテレビ局の人、演劇をしてくれる人がやってきて、ちょこっと練習などをやってました。 実際に始まったのは2時近くだったと思います。 青い服を着てサングラスをかけた坊主頭のおじいさんが、坊主頭の若い男性に手を引かれて歩いてきました。このヤクザの親分みたいなのが、有名な演劇の芸術家で笑星でもある劉徳一さんでした。 数日前に足にケガを負ったようで歩行が不便だそうなのですが、その不便さが、更に”親分”の風格を高めていました。それと、手を引いてた坊主頭の子分も。 劉徳一さんが椅子に腰掛け、サングラスを外しました。普通のおっさんでした。 そして、自己紹介、近況などを話していたのですが、劉さんは四川語しか話せないみたいで、何を言ってるのかさっぱり分かりません。陰とか陽とか研究してるとか言ってましたが、何が陰で何が陽なのかも分かりません。 笑い方から泣き方まで、色んな小芸を見せていただきました。でも、劉さんは四川語だったので、私達外国人にとってみれば、劉さんは話してたと思ったらいきなり笑い、いきなり泣き出し、その芸術さもあまり分かりませんでした。 この四川語での講演の次は、女性劇員による踊りと歌でした。 踊りと歌と言ったらものすごく抽象的ですが、よく見る京劇のあんな感じです。 そのあとは、男性劇員による出し物でした。 何を言ってるか何となくつかめたですが、四川語だったので60~70%分かりませんでした。 この人達が演じてるのが”川劇(四川省の伝統劇)”だったので、四川語を話すのは仕方ありません。四川語だからこそ、川劇の味が出せるのでしょう。 私は今日の講演のことをレポートに書いて提出しようと、”劉徳一”とネットで調べてみました。すると、検索結果上部のほとんどの記事がこんな記事でした。 『61歳の劉徳一、21歳の大学生を娶る』 びっくりしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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