松原干潟の生物調査with志津川高校自然科学部
皆様、こんにちは。今日の南三陸は、午前中はどんよりとした天気でしたが、午後から夕方にかけては気持ちのいい青空でした。空気も適度にひんやりしていて、過ごしやすい気候でした。先日お伝えした松原干潟の生物調査が、6月8日に開催されました!当日はあいにくの天気のため、当初予定していた南三陸少年少女自然調査隊の参加は見送ることになりました。その代わり、志津川高校自然科学部の部員の皆さんは自分のデータを採らなくてはならないので、冷たい雨が降る中、調査を行いました!冷たい雨の降る中、たくさんの人に集まっていただきました。まずは、表層にいる生き物たちを探します。手ごろな大きさの石をひっくり返したり、地面をよく目を凝らして観察したりします。その後は、底土中の生き物たちを探します。干潟の各種をスコップやシャベルで掘って、土の中に隠れている生き物を探します。調査が終わった後は、志津川高校に戻ってみんなで今日の成果物の名前を調べる作業に入ります。図鑑などを駆使しつつ、干潟研究者の皆さんに教えていただきながら、次々に記録をしていきます。本日の成果物の整理が一通り終わった後は、干潟生物研究者の皆さんによる干潟のセミナーが開催されました。みちのくベントス研究所の鈴木孝男先生には、三陸沿岸のベントスや干潟の現状をお話いただきました。2題目の国立環境研究所・金谷弦先生には、そもそも干潟とは?ベントスとは?という概論をお話いただきました。お話の後は、干潟の外来種を題材としたベントスソング(?)を歌っていただきました!CDは手売りで500円とのことでしたが当日は忘れてきてしまったとのこと・・・残念!今回の干潟調査は、研究者の方々や地域の方々など、とても多くの方にご協力を頂きました。セミナーもたくさんの人に来ていただき、有意義な会とすることができました。今回の干潟調査にご協力頂いたすべての方々にお礼を申し上げます。ありがとうございました。そして、志津川高校自然科学部の皆さん、調査お疲れ様でした。これからデータの解析をがんばってください!F