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カテゴリ:日本語
強調表現 ~暑い!!あっつい すごく暑い 暑いぜ・・~ 私たち、日本人は、何かを強調したいときにどのように表現しているのでしょうか? 暑い夏の日、整理してみました。 1.記号を使う。!感嘆符や、( )『』などの括弧、☆や◎などの記号、傍線、太文字、斜線、拡大、傍点(圏点、脇点)などの表記を使う。 2.副詞を使う。強調する副詞は「とりわけ」「とても」「特に」「ことに」「かなり」・ ・・・。 3.形容詞を使う。「すごい」「すごく」「よく」「いい」・・・。 4.助詞を使う。副助詞「こそ」「だけ」「ばかり」「さえ」「まで」・・終助詞「よ」「ぞ」「ぜ」・・・。 5.感動詞を使う。「おう」「ああ」・・ 6.プロミネンスを置く。(強く発音する)また、あえて弱く発音する。 7.倒置法を使う。 強調したいことを先に表現する。 8.「ねばならない」「はずだ」「大事だ」「べきだ」などの主張表現を使う。 9.促音便化して表現する。 「さすが」 →「さっすが」 「とても」→「とっても」 10.音を伸ばして表現する。 ながーい(長い)トンネル 11.ゆっくり発音して表現する。
12.比喩を使う。
13.体言止めを使う。 五月雨を降りのこしてや光堂 松尾芭蕉 14.オノマトペを使う。 どっどど どどうど どどうど どどう 青いくるみも吹きとばせ 15.反復法を使う。 朝焼け小焼けだ 大漁だ 大羽鰮(おおばいわし)の 大漁だ。 16 対句法を使う。 太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。 次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。 (対句により、静かな秩序ある世界、音なき音が自ずと強調されてきます) 17 係り結び→消滅 他にはいかがでしょうか。また、英語など、他の言語でも考えてみたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年08月16日 15時59分57秒
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