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大阪府南部で「ガッチョ」と呼ばれる天ぷらネタでは絶品の魚

関東では「メゴチ」「ネズミゴチ」、関西では「テンコチ」「ガッチョ」と通称される今が旬の白身魚です。天ぷらネタに使うから天コチと呼ばれる通り、天ぷらは天下一品の味です。１０センチ前後の見た目は、なんともブサイクで扁平な後頭部に丈夫な２本のトゲもある。ネズミのような体型であるためネズミゴチと俗称されて。しかしその味は、もう最高です。これは天ぷらになるための魚、そう言って過言ではない。旨み、甘みがありサクサクした食感で大変上品な食べ心地です。世間では、雑魚扱いにされて、いるカレイやキス釣りの外道です。しかし、外道には外道の生き方があるんです。それがテンプラです。泉州地方に行けば、今頃、あちこちのスーパー、居酒屋などで、普通に提供されています。

大阪寿司（箱寿司）

私、自称「すっしー」ですから、希に寿司のお話をしています。ところで、寿司の目的は「保存」でした。（現在のような生の握りは近代で）まだ全国的には多くの保存寿司があり、名残の１つが大阪寿司です。関東では滅多に「バッテラ」は食べないらしいが、関西ではやたらと（週一回とか普通に）食っております。写真は大阪のデパートで買った（総称としては）箱寿司（名称は別）ですが、税込みで６６０円という破格の安さでありながら、一定のルール・品質を保持しており、関西でしか頂けないパフォーマンスでしょう。もちろん、十分に美味しゅうございます。見て下さい、この美しさ。江戸前寿司で言う「仕事がされてます」、あの鑑定家の「いい仕事してますね」ってセリフが聞こえそうです。ところが、見た目良く似た箱寿司は、老舗が数か店あり、歴史・伝統、食材、手間、技術も違うとはいえ、これらと比べると、値段に３～６倍の開きがあります。気になるのは、握りでないこのような保存寿司を頂くときに、醤油を付けること、これは間違いです。持ち帰って、あるいは翌日食せるだけの味付けがしっかり（仕事が）されています。塩分も採り過ぎになるので、そのまま頂くのが正統派です。もちろんお好みです、そこで客の為に醤油が付けてあります。これが誤解を大きくしています。【鯖箱寿司/1人前】【冷蔵便】1本6切れ食べきりサイズ　鯖箱寿司サバ鮨・さば箱寿司ありもと関西割烹寿司【焼穴子上箱寿司】　1本6切れカット済明石炭火焼穴子上箱寿司　あなごずし焼き穴子押し寿司ありもと関西割烹寿司