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2007.12.14
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カテゴリ:マーケティング
今日届いた日経MJのメルマガで
興味深い話があったので紹介しよう。
以下、編集長コラムからの引用である。

 今週10日、東京で開催した日経MJ主催の勉強会「着眼着想
倶楽部」では、京都市にある立命館小学校の教頭、深谷圭助先生を
講師にお迎えしました。

 「マーケティングの専門紙がなぜ教育現場の人を」と思われる
かもしれませんが、どんな分野でも卓越した実績を残されている方
のお話には、得るものが多く、その異分野でのお話を、どう自分の
仕事にひきつけるか、それが「マーケティングの力」だと思うから
です。実際、深谷先生のお話は示唆に富んだものでした。

 深谷先生は愛知県刈谷市の公立学校で教えられている時代に、
小学校1年生から積極的に辞書を引かせる学習法を確立。子供たち
のやる気がみるみる向上した実績をお持ちです。

 子供たちは、一度引いた単語のあるページに付箋をつけていく。
これが1年で平均2000、多い子供で5000になり、次第に
わからないことはそのままにせず、調べずにはいられなくなる、
というわけです。

 辞書はおびただしい付箋がはさまって、水ぶくれのように膨れ
上がります。これがミソ。自分がどれだけ勉強したかが形になって
現れ、それが次のやる気を引き出す「動機付け」になります。今
はやりの言葉でいえば「見える化」が自然となされるわけです。

 通常ならクラスで統一する辞書も、深谷先生に言わせれば「それ
は教師の都合」。子供たちに自由に辞書を選ばせれば、友だちの
持っている辞書にはなんて書いてあるか、興味がわきます。

 「それによって、同じモノ、コトでも、ひとによって表現の仕方
が異なるということを学びます。小さいうちからそう学んでおけば、
大人になってもひとつのメディアを鵜呑みにしない、メディア・
リテラシーの高い人間になる」というわけです。

 「膨大な付箋は、教師のためにもなります」と深谷先生。付箋を
つけた単語を見ていけば、子供たちが今どんなことに関心があるか
がわかり、それを授業内容に生かせる。「つまりクレジットカード
やポイントカードで買い物履歴を調べるようなものです」。

 こんなお話から、皆さんならどんなヒントをつかむでしょうか?
それもまた一人一人の個性が現れていくでしょう。「MJを個人で
購読いただいているマーケティング担当者の方」を対象としたこの
勉強会、今後もいろんな講師の方を招いていきたいと思います。

以上、本文そのまま引用しております。

「動機付け」
「見える化」
そして
「メディア・リテラシー」

インターネット中心の情報社会の今、
あふれる情報の中から、
メディアの特性や利用方法を理解し、
適切な手段で自分の考えを他者に伝達し、
あるいは、メディアを流れる情報を取捨選択して活用する能力。
これを有効に育む手法が、
超アナログであることに大きな興味を覚えた。






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Last updated  2007.12.14 15:42:39
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