おはようございます。
簡単感想
『金田一少年の事件簿R 4巻』
![IMG_6557.JPG](https://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=c342221b9601c0fc1ef012331951f85f4904b1f2.65.2.2.2a1.jpg)
まるまる一冊、
前巻より始まった『狐火流し殺人事件』です。
これにて完結。
いや~~・・・オモシロかった!!
今回のシリーズ、本当にどんどん面白くなりますね。
特にこの狐火~に関しては、
なんというか・・・すごく、昔の、
金田一少年最盛期の頃の魅力がある事件だったと思います。
ラストシーンがまた特に、
画面絵ヅラがすごくきれいで。
そして、何より
過去の知り合い達との会合が舞台、ということで
はじめちゃんが、最初からすごく「主観」で入って行ってくれて。
登場人物や、過去の出来事というものに対して、
自分の感情をすごく強く出すので
それにつられるように、
受け手もそれぞれの要素を一生懸命捉えてしまう、
というのがありました。
・・・感情が入って来るんですよぉ。
最初の被害者に対するはじめちゃんの評価が、
「すごくいいこだったよな」・・・とか。
これだけで、入って行け方が大分違うので。
うん。
個人的には、過去のシリーズから通算しても、
かなり好きな、上位にくる事件になったかも・・・と思います。
昔のシリーズの、
特に10巻~20巻台前半あたり、
感情と雰囲気で読者を連れていく金田一少年ワールドが好きな方は、
是非是非!!
おすすめです。
イラスト by妹、 文 by姉