いやあ～…もったいないな～もったいない！！
もったいないお化けが出ちゃうわ～…。
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傲慢で自信家で性格最悪、ルックスだけはいい
若手設計士・北嶋＠たっつんと、
物腰は柔らかく、紳士的で知的、
すごく良い声のホテルマン・牧田（バツイチ）
＠安元さんのお話。
面白かったんです！！
面白かったんですよ！！…途中までは。
いや～残念。残念でなりませんよ…。
よかったのにな～…途中まで。（しつこい）
この北嶋って受けがね…ホンット、
どうしようもないくらい、性格悪くてバカなんですよ…。
ツンデレじゃないんですよ。フツーに性格悪いんですよ（笑）
こんな男でも設計の腕とセンスは確かだ、
ということを見込んで、受けの友達が
仕事を紹介してくれるんですよね。
その説明会で、攻めである牧田に会うんですが。
（紹介してもらった仕事の責任者がこの牧田。）
でも…その時の北嶋の態度…これがまた最悪で。
遅刻はしてくるわ、説明中居眠りするわ。
で、自分の案が採用されなかったからって、
牧田に直談判しに行くという…。
この他にもねーまだびっくり発言とかあるんですけども。
ＢＬがどうこうという前に、
人としてフツーにムカつきました（笑）
でも、そんな北嶋に嫌な顔ひとつせず、
今回、自分が求めるものは何か、
どうして採用されなかったかっていうのを
しっかりと丁寧に丁寧に説明するわけですよ。
で、そんな彼に北嶋は恋に落ちるわけです。
…ここまでは面白かった。
この性格最悪な北嶋と、この牧田っていう
非の打ち所のないデキる男と、
どういう風にくっつくのかがね、すごい楽しみだったんです。
恋に落ちた北嶋は…もう別人で。
寝ても覚めても彼のことを考え、
彼の通勤する電車の時間帯にわざわざ乗りに来たり。
で、マンション買ってくれた友達の恋人（ゲイ）に、
「男のオトし方教えて！！」
とか言う始末ですよ。
図々しい上に失礼すぎるだろ、この男…。
いや…仮にも３０代の男でしょ？
いくら初めての本気の恋とはいえ…
も少し…やり方…あるんじゃないのか…？
と、私は思うわけですよ。
んで、一人勝手に盛り上がっちゃった彼は、
勢いに任せて告白しちゃうんですけどね。
「別れた奥さんより幸せにしてあげられる自信あるよ！！」
お前、その告白の仕方はどうなのよ……。
「男である君をそういう対象に見ることはできない」
とぴしゃりと言われてしまって…玉砕。
この上なく落ち込む北嶋。
悲しくて悲しくてヤケ酒しながら
しゃくり上げるほど泣き崩れる北嶋。
なんだろうなあ…。
こんな性悪でも、本気の恋をするとこんなに変わる、
ってのを描きたかったんだろうか…。
私には正直、あまりに変わり過ぎてついていけなかったし、
その前の性格があまりに悪かったために、
この変わりっぷりを微笑ましく思えなかった、
可愛いとは思えなかったんですよね。
で、さあ。
「そういう対象には見れない」とか言ってた牧田。
なんか食事に誘ったり、「１度だけでいいからキスして」
って言われてキスしたりしてねえ…。
その後は家に招待しちゃったりとかして、
あっさりＨしちゃったよ！！（爆）
そしてまたそのＨがねえ…キモ過ぎた（爆）
「そこ…ダメぇ…ダメぇ…！」とか…
「恥ずかしいの…恥ずかしいから…」とか…
ＡＶ仕込みな受けにも充分引いたんですけど…
何よりもあの…たっつん…その喘ぎは
一体何を参考にしたの？
申し訳ないけど、本当に気持ち悪かったです（爆）
色んな方の面白かった、という感想を読ませていただくと、
先ほど書いたように、この性悪が恋する乙女へと
変貌する様が…彼に近付こうと懸命に頑張ってる姿が
この上もなく可愛い…という感想をお持ちのようです。
ごめん。私はそうは思わなかった…。
多分、この受けが私、フツーに嫌いなんだと思います（爆）
特に変わったあとがね。別人過ぎる…。
若手ったって３０代の男が…
語尾が「～なの」とかってどうなのよ。
ただの自信家で性格悪いなら良かったんだけど、
この子どもっぽさとか行き過ぎた乙女っぷりがちょっと…。
そしてあのキモいＨが…ダメだ。
途中まではなあ…
恋に落ちるまでは面白かったんだけどなあ…。
なんつうか…私には残念な作品でした…。
世間では面白いという意見の方が多いようなのですが。
たっつんはこの作品がカラミ初とのことなので、
ファンの方はこの記念すべき作品を聴いてみるのも
いいかもしれません。
実際、彼は出ずっぱりなので、いっぱい声聴けますよ。
役柄にどちらも合ってましたしね。
イメージはぴったりだったと思います。
しかし世の中、色んなＢＬがあるよなあ…（笑）
