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たそがれの写真家が書くあれやこれや

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2008年12月30日
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カテゴリ:丹頂鶴
昨日
世界遺産の講義を一緒に受けた仲間から、東急百貨店の本店で行われている「ベスト・
 オブ・世界遺産展」を教えていただき、そのうえ入場券までいただいてしまったので、
 部屋の片づけもほっぽって、出かけてきました。

  午前中、メダカちゃん達のお世話をしていましたので、出かけるのが遅くなり、土日
  ダイヤを無視して出かけたので、渋谷までは乗り換えなしでなおかつ早いJRの「湘南
  新宿ライン」の特別快速に乗り遅れたので、小田急のロマンスカーで。

 渋谷は何年ぶりでしょうね。学生時代は毎日のように通っていた場所ですが、社会人とも
 なると縁もなくなり、前の会社で特別に選別されて受けた研修の時以来ですね。
 もっとも神田に勤めていた時は、田園都市線を使っていたので、地下は通っていたのです
 が。

  いずれにしても、久しぶりに「世界遺産」の世界に浸って来ました。TBSもあんまり
  人気の出ない、今の「THE 世界遺産」をなんとか盛立てたいんでしょうね。
  展示の内容も、前のプロデューサーだったら違う選択をしていたろうなと思わせる内容
  でした。

 でも、ゆっくり見ていたので、何人もの人に抜かれてしまう状況でしたけれど。
 SONYの大型画面で短いVTRを繰り返し流していましたが、絵の粒子が粗く、ハイビ
 ジョン撮影の良さが出ないばかりか、SONYさんにももう一つの内容と思いましたね。

  さて、前回途中までお送りしたタンチョウさん達の絵ですが、なにぶんにもどれも
  見てほしい映像なので、再び途中までのものになってしまいました。
  一日の掲載量の制限がありますので、30日の残りと31日の分とでどの位見ていただ
  けるか挑戦です。

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思いっきりタンチョウさんの絵を並べてみました。撮影順にアップしているのですが、
 それぞれにご夫婦の愛の姿、子供たちの悪戯、いろいろな表情を感じ取っていただけると
 思います。

  この中で、一枚「シーン180」---絵の上にカーソルを当てていただけると数字が出て
  きます。----たつたと思うのですが、家族で電線を越えていこうとする絵があります。
  作品としては、特に芸術性があるわけではありませんが、この翌日子供のタンチョウが
  電線のカバーに当たると言う事故がありました。

 幸いに、骨折とかの怪我もなかったようですが、タンチョウのような細い脚では、骨折と
 言えども死につながるものです。人間社会に入ってきて本当に幸せなのか考えさせられる
 一面です。

  鶴居村の鶴のおばあちゃんとして全国に知られている、渡部 トメさんによれば、この
  電線があるために、タンチョウたちが地上すれすれに飛ぶことはないので、車との事故
  を防げるというのです。ぶつかればタンチョウはもちろん、車の方もただでは済みませ   ん。

 こうして、絵で見ている限りでは小さな生き物のように感じますが、タンチョウは羽を広
 げると三メートルくらい、高さも二メートルくらいもある大きな動物です。
 ただ可愛いだけでは無く、人間社会に居るからこそ命を落としているものも数多いことを
 忘れてはなりません。

  ほんの50年ほど前、わずか36羽が生存していることが確認され、鶴居村をはじめ
  阿寒町の篤志家の皆さんの努力で、ようやく1000羽を超えるようになりました。
  夏場の子育てには、今までの道東地区だけでは足らなくなり、宗谷地方や青森でも、
  観測されるようになりました。

 今年、佐渡島で放鳥されたトキの一羽が、新潟県の対岸で生活していると聞きます。
 佐渡が島の農民も、減農薬の農業に切り替えたり、少しでもトキが定着できるよう努力
 されています。やがて、日本のあちこちでタンチョウやトキが空を飛んでいる光景が
 見られることと思います。

  方や、わが街ではカルガモでさえ、科学的な根拠もなく危険鳥獣に指定され、駆逐され
  ているのが現状です。なんとか人間の英知を結集し動物----クマさんやイノシシや猿も
  含め----共存を図れる道を探していかなければなりませんね。


 何か難しい話になってしまいましたね。これで2008年の掲載できる枠をすべて使い
 切りました。文章だけなら書けますが、これで今年の終わりといたします。
 今年一年皆様には大変お世話になりました。

  新しい一年を健やかにお迎え出来ますようこころからお祈りしております。
  最初の絵はどんな作品になりますでしょうか。またお会いしましょう。
  ありがとうございました。


 *思うところあり、青い色の部分を加筆いたしました。











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最終更新日  2008年12月31日 09時40分20秒
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