テーマ:英語のお勉強日記(7882)
カテゴリ:endless SHOCK
今年のendless SHOCK、3回観劇できました。
さて。結論を先に言いますと、私、今回のEndless SHOCK、これまでの中で一番、楽しめました。 …といっても、私のSHOCK観劇歴って、今回を入れてたったの4回!(ちなみに、錦戸くん、田畑さんの時に一回、生田くん、まりかさんの時に二回)。 それに、ミュージカルのナマの舞台を見たのも…劇団四季は通算30回くらいだし、宝塚をチョボチョボ、音楽座や東宝ミュージカルなどを1回ずつ、海外のカンパニーの来日公演は片手で収まっちゃうくらい…と、何ともお寒い観劇歴なのですが。 …なんで、こんな上から目線でえらそうに語っちゃうんだろう。 (職業病なのかしら…いかん!) そんなわけで、辛口なこともしばしば書いてございますので、不愉快な方はスルーお願いします。 あと、いまさらですが、ネタばれです。 ごめんなさい。 今回の観劇で、私は初めてストーリーに合点がいき、いろいろなキャラクターに感情移入できました。 まず、コウイチですが。 …実は、これまで、「Endless」になったSHOCKのストーリーで、どうにも受け入れがたいことがありまして… それは「幽霊になって一時的にでも、帰ってくること」。 …やっぱり、禁じ手でしょう、これわ。。。(確か、光一さんもどこかでそんなことを言っていたようなのですが) ……まぁ、私は、多くの方が愛する映画『ET』を、「死にかけていたETがあっさり元気になった」という一点でのみ、毛嫌いしているオンナですので、私だけの過剰反応かも知れないのですが。 ………でもさぁ、それ、やっちゃうと、それこそ「何でもあり」になんない? あまりにも、安直じゃない?っていうね。。。 …「じゃ、EndlessじゃないSHOCKは何なんだ!」って、自分でも思いますが。 でも、私、「ストーリーにファンタジーが介入してくる」っていう部分については、endlessじゃないSHOCKの方が、良かったなぁ、と思っています。 DVDで観るかぎり、endless以前のSHOCK、時に呆れるほどのキテレツぶりですが、だからこそ、あの世界は、ファンタジーなことが起きても、それ自体はおかしくなかったのではないでしょうか。 何と言ってもストーリーへの導入が、「これからあなたをファンタジーの導入に誘いますよ」っていう感じで、好きだったなぁ~。それはそれは見事なフライングの使い方で…ちゃんと、劇場に危なげなこと(「オペラ座の怪人」っぽい)も起こって…(その点、EndlessなSHOCKのフライングの使い方は、私には単なるスキルの品評会のような気がしていて、スゴイなぁとは思っても、心には残りにくいなぁ、なんて思ってます)。 …あ、なるほど。 今、気づいたのですが。 EndlessなSHOCKって、リアルベースなんですよね。それなのに、何の前置きもなく(少なくとも私には感じられず)、「ゴーストとなってよみがえる」というファンタジーが突如、起こるのが、ホントにホントに納得がいかなかったのだなぁ~、私は。 でも、今回は、ゴーストとなって帰ってくるコウイチをとてもすんなりと受け止めることができました。 その理由は、「ブロードウェイ散策のシーン」を私がきちんと認識できたから。 実は、コウイチって、ナオキさんのパーカッションにあそこまで興味を示していたんですね(ただ、これまでの公演で、ただじっと眺めているんじゃなく、実際に追いかけるという行動までしていました?)ナオキのパーカッションにすっかりと魅入られたコウイチは、これを次回のショーに取り入れたいと考える。その考えの前では、もう終わってしまったショーの劇評も、オンブロードウェイも二の次…「あら、コウイチってここまでのショーバカ(すいません)だったのね」っていうのを、私、今回、初めて感じ取りました。 そして、「あぁ、こういう人だったら、自分を犠牲にしてもショーを続けるだろうし、舞台に立ちたくて、死んだ後も戻って来ちゃうよなぁ」と初めて納得しました。 …キャラクターを理解することで、リアルベースのストーリーにファンタジーが生まれても、大丈夫になるんだなぁ~ 「キャラクターを理解することの大切さ」改めて学んだ気がします。 ※キャストあれこれ <光一さん> アタシが劇団主宰者だったら、「コイツを今すぐかっさらえ!!ウチのショーに出てもらう!」と叫んじゃいそう…なんて、不埒な妄想に耽ったこともあったくらい、貫禄の座長様ぶりでした。3年前に初めて観た時には、「光一さんも真ん中張るにはまだまだだなぁ」なんて思ってしまったはずなんですが…恐ろしい人ですな、と改めて。 今回、感じたのは、歌(発声?)がより舞台っぽくなったのなぁ、なんて。特にリカとの屋上でのデュエット、なかなかに聞き応えがありました。もっとこの二人のデュエット、聞きたかったなぁ。 ダンスは…謎なんですよね、光一さん。上手いのか、アレレなのか…。去年はジャングルのシーンで、光一さんのダンスに「くらぁ~」っと来たのですが、今年のダンスの「うひょー」ポイントは王道(?)のスペイン。どかっとした「俺様」ぶりと「あれ、ヤラいない?」の小芝居に「くらっ~」ときてしまいました。反面、いつ見ても「イマイチ…」な自分的ダンスポイントが、ホライゾン(?)@白スーツ。なぜだらう?……自分でもよく分からんのですが…まぁ、バレエをやっておくんなまし、といういつもの声が頭の中で響くのと…あと、多分、思うほど、ダンスが王子様してない気がするってことですかねぇ。実を言うと、このシーンを見るたびに、いつも「この人の本領は王子じゃないな」なんて思っちゃいます。ワイルド系のが映えるんでない? 謎と言えば…ダンスだけでなく、ホント、光一さんって、私にとっては謎な人です。なんか、見極めの難しい人。ジャニーズファンの中に、妙に玄人っぽい人っているじゃないですか。そういう人の光一さんに対する評価は、概して高くない気がします(あくまで私見ですが)。そういうコメントを見ると、「あんまりかのお人を甘く見ない方がいいでっせ」なんて思う。一方、光一さんファンのあまりの絶賛ぶりにも、「えー?」と感じてしまう。 もちろん、私自身がどう思うか、なんだと思うんですが、これがまた、その時その時で「おぉ!」だったり、「うぅーん」だったり。 でも、「じゃ、光一さんは、可もなく不可もなくってことなの?」と問われれば、「そんなことは絶対にない!」なわけで。ウチのクラスの生徒くんが、「光一って影が薄い感じ」などとほざいていましたが、光一さんを生で見ると、他を圧する何かがあるのは…ファンのひいき目じゃない(ハズ)。 いずれにしても、光一さん、「何事か面白きことを成し遂げる男」なのは確かだよなぁ、と感じており、それをぜひ見届けたいものよ、と、オバチャン、切に願っております。 <屋良くん> まずはご出世、おめでとうございます。 ある種、メインストリームというか、スター路線とは別の位置づけに置かれた屋良くんが、準主役になるというのは、下克上って感じで、とても良いことだにゃあ、と思いました。 格差社会の弊害同様、一度、路線が決まったら、後はずっと位置づけっていうのはねぇ…非常によろしくないですからな(組織の硬直を招く!) 屋良くんライバル役就任で、もっとも恩恵を受けたのは、皆さんご指摘のとおり、殺陣でしたねぇ~。 大層、見ごたえがありましたな。 キャラクターは…正直言って、私、もともと、ストーリーがあまり好きではないので(爆)、比較的どうでも…(コラ) 誰なんだ、この青春の恥部に焦点を当てまくったイタイ話を書いたのは…(光一さん?) 見ててツラクなるのよねぇ~~~ …まぁ、ウエストサイドストーリーやらロミジュリやら、青春イタイ系バナは、おしなべて大嫌いだからな、私は… 話が逸れましたが…さぞ、大きなプレッシャーが掛かったでしょうが、変な気負いもなく、ヤラを生きていたように思いました。 ただ、一点、苦笑だったのが、踊りが達者なので、屋良くん単独のショーが、全然「イタイタしく」なかったこと(笑) 楽しめるショーじゃ~~んってなったら、ストーリーの進行上、説得力が薄れるので、ここは昔の錦戸君のように、「イタイ感じで」演じた方がいいんじゃないかなぁと思いました。 <大倉くん> …スミマセン、今まで、どういう方か、全く存じ上げておりませんでした。 最近、本当に、「嵐」より下のジャニーズが「同じ顔に見える」んです。 骨の髄までミーハーな私に、こんな日が来ようとは… で、大倉くん。 なかなか、面白い個性を持った子で、かわいいなぁ~と思いました。 …でね、偏見かもしれないんですけどね… やっぱりねぇ、「華」っちゅうかね、あるのかなぁ~と。 アタシの「デビュー組」っちゅう思い込みなのかなぁ~~~~う~~~~~~~ん。。。。 …ただ、「デビュー組」って、「スターでいることを許された人」でしょ? そういう、「あなたは真ん中でピンスポ浴びていい人なんですよ」って、承認されて、で、実際にピンスポ浴びてね、そういうことから生まれる華もあるのかなぁ~と。 だから、スターシステムっつう制度にも、一理あるんだよなぁ~なんてことをちらっと感じました。 あと、大倉くんがオーナー=「スター格の人間がやる役」にしたことで、格段にストーリーに広がりが出て、良かったように思いました。 若きオーナーの苦悩が露わになることで、コウイチなき後のカンパニーの惨状ぶりがより伝わるようになったし、そこで、コウイチがいかに大きな存在だったか、も伝わってくるというね。。。 私は今回の変更、大層、歓迎いたしまする。 <演劇集団としてのジャニーズ> 大仰なサブタイトルをつけてしまいましたが。 前述のように、大して観劇経験があるわけではないのですが、今回の観劇でしみじみと思ったのが、 「ジャニーズもいい舞台演劇者養成集団になりつつあるのではないか」 ということ。 …なんか、大向こうに高笑いされそうですが… でも、そんな感じがしました。 今後、どんな舞台展開をしていくのか、非常に楽しみになってきました。 …まぁ、考えてみたら、ジャニーズ事務所に入るって時点で、相当に素質が見込まれているわけで。。。 そうした人たちが、経験積んだら、これは相当、いいレベルに行きますよね。。。 だからさ、今度は、もっといい脚本家、雇いましょうよ(っつったら、光一さん、怒る?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.24 16:35:31
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