ミスターチャンスには前髪だけがあるそうだ。向こうからチャンス氏がやって来るとき、さっと前髪をつかめば捕らえることができる。しかし、あっ!ミスターチャンスだと見逃すと後ろ髪がないからスーと通りすぎてしまい、チャンスを逃してしまう。
毎日、ミスター・チャンスとの出会いはあります。自分はだめだとか、できないとか言い訳ばかりの人生にサヨウナラし、チャンスをシッカリ捕らえ今日から幸せになりたいものです。
伝道者の書
9:10 あなたの手もとにあるなすべきことはみな、自分の力でしなさい。あなたが行こうとしているよみには、働きも企ても知識も知恵もないからだ。
9:11 私は再び、日の下を見たが、競走は足の早い人のものではなく、戦いは勇士のものではなく、またパンは知恵ある人のものではなく、また富は悟りのある人のものではなく、愛顧は知識のある人のものではないことがわかった。すべての人が時と機会に出会うからだ。
「天の虫けら」(48)・・・チャンス到来 |
市場リサーチで考えるなら、キリストを信じていない九十九パーセントは、大きな市場であり、チャンス到来ということになる。
こんな話がある。あるアメリカの靴会社のセールスマンが、アフリカに派遣された。彼はアフリカに着くなり本社に電報を打った。「当地に靴を履く習慣はないので、すぐ帰国します」と。次に派遣された社員もすぐ電報を打ち、「アフリカに靴を履く習慣はないので、大量に靴を送ってください」と伝えた。 日本はプロテスタント宣教一四〇年(08年で50年)になる。クリスチャン人口が増えず、一九九七年度の統計によると、プロテスタント約六十万、カトリック四十万、合わせても一〇〇万人だ。しかもリサーチによれば、プロテスタント六十万人のうち、礼拝に出席するのはわずか二十六万人。韓国には一つの教会だけで七十万人が出席する教会があり、日刊新聞を一〇〇万部発行していると言う。 日本の伝道が難しいと嘆くのは、セールスマンに比すれば、「靴を履く習慣なし。すぐ帰る」と打電した負け犬と同じだ。イエス様は、「収穫は多いが働き人が少ない」と言われた。「靴を履く習慣なし。すぐ靴を送れ」と言うチャレンジ精神が、日本のキリスト教会にみなぎりあふれる時が、近づいている。 すべてのクリスチャンが、イエス・キリストのセールスマンとなり、一億三〇〇〇万の同胞に十字架の福音を伝え、さらには全世界に出ていって、すべての造られた者に福音を伝えていきたいものである。 |