本日2回目の日記更新。
今日は3月11日です。
だからといって何もできずしてもないんですが
震災にかかわる本を読んだので
せめて今日その記録をと。。。
1回目の日記も読書記録です。
映画が日本アカデミー賞作品賞など受賞して話題の『桐島、部活やめるってよ』とか
本多孝好、伊坂幸太郎についての覚書。
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読 書 記 録 。
MY FAVORITE BOOKS. © *Chee* aug.2013
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「希望」だけでも、「絶望」だけでも、語れないことがある。人々の価値観や生き方は、大きく変えられてしまった。それでも人には、次の世代につなげるべきものがある。去ってゆく者、遺された者の物語を書き続けてきた著者が、被災地への徹底取材により紡ぎ出した渾身のドキュメントノベル。
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重松さんはもともと週刊誌のルポライターで、その時のペンネームそのまま主人公のルポライターとして登場させていて、実際に重松さんが被災地を取材したドキュメントに不登校の中学生を同行させるというフィクションを絡めて書かれています。被災していない私には、フィクションである不登校の中学生を通して読むことで逆にリアルに感じることができたと思います。取材の中から出てくる作り話ではない本当の言葉は強くて私自身はもちろん、子供たちにもぜひ読んでほしいと思いました。
そしてそれぞれの生活で葛藤している大人にも。。。
『頑張れる人だけが、頑張ってください。無理の出来ない人は無理する必要はありません』
『夢は無意識のうちに持つものだけど、希望は、厳しい状況の中で、苦しみながら持つものなんですよ』
『「挫折」は、「希望」のバネになることもある。』
『希望というのは、未来があるから使える言葉なんだよ』
『ぼくらは、世界に対して無力さを感じることに 負けてはいけない』
| ![02](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/36/0000023236/74/imga32c4fa1zikbzj.jpeg)
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架空の富士見線沿線を舞台に繰り広げられる9つの短編。
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私は特に『よーそろ』が心に残った。ホームから飛び込み自殺するような人を、独特の嗅覚で助ける駅員さんが、世界中から様々な言葉を送る旅人「ムラさん」のホー
ムページをとおして心をほぐしていくんだけど、『ムラさん』自身もまた絶望を経験した人で…。
ムラさんの言葉で
『あんたが自分の世界の「ここまで」と思うとるものは、
ほんまは新しい世界の「ここから」なんや』
というのがあって、これ、そのまま今年小学校を卒業する長男への手紙に書いた。。。
人間には限界はあるけれど、自分で自分の限界を決めてほしくないと思って。
他の話ももちろん重松さんならではの心に来る話でした。
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■TITLE
希望の地図
3.11から
始まる物語
■WRITER
重松清
■THE DAY
when
I read this book
2013.feb.
| ■TITLE
送り火
■WRITER
重松清
■THE DAY
when
I read this book
2013.feb. |
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![03](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/36/0000023236/75/img9c28162czik1zj.jpeg)
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f4236%2f9784120044236.jpg%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f4236%2f9784120044236.jpg%3f_ex%3d80x80) | あらすじ
廃校が決まった東玉川高校最後の生徒。平凡な高校生として、それなりに楽しくやっていたのに、赴任してきた熱血中年非常勤講師・ジン先生のせいで調子がくるった。
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1回目の読書記録で紹介した『桐島、部活やめるってよ』が平成の高校生な雰囲気があるのに対して、こちらはやはり昭和な空気が漂っていて、今のリアル高校生にはちょっとどうなんだろうとは思いますが。でも青春の悩みには普遍的なものがあるので、やっぱりこれも子供に読んでほしいと思う本です。ジン先生的な人物、他の重松作品にも出てきてたな。。。
『エイちゃん』・・・
『希望ケ丘の人びと』だ。
| ![04](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/36/0000023236/76/img88b9e7f0zik7zj.jpeg)
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f0621%2f06211110.jpg%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f0621%2f06211110.jpg%3f_ex%3d80x80) | あらすじ
死んじゃってもいいかなあ、もう…。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そしてー自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのかー?
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今まで読んだ重松作品と違って、あり得ない設定のファンタジー?のようなお話になっているけど、やっぱり生きること死ぬこと、そして親子についてをリアリティーを持って考えさせられる重松さんならではのお話でした。
やはり自分の人生からは逃げられず現実と対峙せざるを得ないという結末は、やっぱりそうだよね…と思いつつも、でもホントの現実はやっぱりこんなのありえないよね…と若干納得いかず。。。
でもだからこその小説なんだな。
あり得ないことをこの小説を通して疑似体験して
分らなかったことが少し理解できるようになれた、と思う。
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■TITLE
空より高く
■WRITER
重松清
■THE DAY
when
I read this book
2013.mar. | ■TITLE
流星ワゴン
■WRITER
重松清
■THE DAY
when
I read this book
2013.mar. |
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