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家曜日~うちようび~

2021.09.21
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テーマ:暮らしを楽しむ


 ここは、愛知県犬山市にある博物館明治村の「聖ザビエル天主堂」。



 とある行楽の最中、この聖なる場で、妻がこんなエピソードをぽつりと話した。

 先日、妻が長女と近所を歩いていたそうな。

 すると、路傍に一人の若者がスマホ片手にたたずんでいたそうな。

 その若者は、誰かを待っているのか? 虚空と会話するのが好きなタイプの人なのか? 

 口をポカーンと開ききって、天をボンヤリと眺めていたそうな。

 妻と長女が、明らかに様子の変なその若者の横を通り過ぎようとした刹那、

 後方から猛スピードの乗用車がその若者の横で停車し、運転席から母親らしき女性が飛び出してきた。

 突然の出来事に、妻と長女が、やや引き気味で傍観していると、

 ​カックン。​​

 母は息子の外れたアゴをはめ、何事も無かったように車で走り去った。

 そうな。

 

 ……いやいやいや。

 おお、神よ、妻を憐れみたまえ。

 我が妻の、人をあざむくいつわりの言葉をお許しください。アーメン。

 
 妻) 本当だってば!

 長女) 私もその瞬間見たってば!


 マジっすか。

 いやはや、兎にも角にも、なかなか書けない文章だ。

 せっかくだからもう一度書いとこ。

 母は息子の外れたアゴをはめ、何事も無かったように車で走り去った。

 サムのアゴはめ、走り去るマム。

 ……シュールだなあ。

 想像するに、癖のようにアゴが外れる息子だったのだなあ。

 出先で、はがっと外れて、慌てて母にラインして、

 息子 『ヤバい、マム、アゴ、ピンチ!』

 母  『今どこ?』

 息子 『ローソンの前』

 母  『了解。そこならぎりパートに間に合う。しばし待て』


 慈悲だなあ。

 慈悲だよ、慈悲。


 僕だって子供から『アゴ、ピンチ!』のラインが来たら、たとえ世界の最果ての地でも駆け付けるぞ。

 だって、『保険証持って、とっとと病院行け』なんて返信したら、

 例え外れたアゴがはまっても、二度と喋ってもらえなくなったりしちゃったりなんかして。OHジーザス。



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最終更新日  2021.09.21 20:40:46



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