観劇のマナー
久しぶりに日生劇場に娘といきました。初めて 宝塚の舞台をみました。初体験なので 今回は劇場のご案内。 日比谷の帝国ホテルの道路をはさんだ脇にあるビルのなかの劇場です。日比谷公園も近くにあって 緑に囲まれた都心の劇場。東京オリンピックの前年にオープンしました。かつて日生の子どもミュージカルとして 夏の時期に東京キッドブラザースのアンデルセン物語で 足を運んだのが はじめてです。そのあと劇団四季のオペラ座の怪人、松本幸四郎のラマンチャの男などみました。 今回は時間があったので 美術品など展示されたものをみる機会に恵まれました。シャガールの絵がありました。佐藤忠良の彫刻など 調和して 階段の踊り場に展示されています。パリのオペラ座を意識したのでしょうか?オペラ座の天井の絵にはかなわないけど シャガールも 良いですね。みんな気がつかないとしたら残念だけれど。ジャニーズ系の演目もあるようですが このあたりも 見て欲しいですね。 感じたことは 今回、体調がイマイチだったこともあって こう階段が多い劇場は 高齢者はじめ体調不良者には辛いということです。エスカレーターは ありますが 一方通行のみ。一般の方は らせん階段で 二階フロアーから 一階まで おりるのですが 手すりの位置も 少し低い。年代を感じさせる。エレベーターは 係りの方にいえば案内してくれる様子でしたが あくまでも関係者利用というかんじでした。 客席は 今回 二階のB列。一階フロアーがあり、その上には グランドサークルという二列だけのフロアーがあって そのまた上が 二階席。二階席は一階の10列目あたりから 半円上に客席を覆うかんじ。しかし前席との距離は 狭いので 奥の方が 出入りするには 座ったままは たいへんせまくきついので 立ちかけて椅子をたたまないと移動できません。客席数は 1300人程度。グランドサークルは とても見やすい席のように感じました。さえぎるものがないので。できたら次回は そこで観劇したいです。 なるべく舞台には 遅刻しないでいくことを鉄則としているのですが 今回 はじまって20分くらいたって ざわつきがありました。うしろのC列の二つが 空席なのですが 遅れてきた方は B列の娘のとなり、奥の席。係りの方が まずC列を通り B列のはじ 1番と2番にかけているお二人にチケットの確認をしたあと C列に移動してもらい そのあとB列に遅れてきた方が 5人の前を通り B-1と2の席に着いた。これで B列とC列の5人は 一度は 立ちかけて舞台鑑賞をさえぎられました。チケットをさがして確認するのも ガザガサ音がするし 扉がたくさんあって 遅刻する人が 入るたびに 向かい側反対側から扉の開け閉めで明るさが視界に入るので ゲンメツでした。通路側の席でなければ 他人に迷惑をかけないと席に座れないという狭い配置なのです。私たちB列の人間が 立ち上がって 奥の方を通した時 うしろのC列の方は 視界が さえぎられて 見えなかったでしょう。劇場の設計が40年以上も前だから 仕方ないといわれれば そうですが。 自分は遅刻しないで いつも観劇しているので ちょっとイヤでしたね。ちょうど主人公が 舞踏会に再登場するシーンでもあり 見逃してとても残念でした。 気のせいか 宝塚のファンの方は 遅刻する方が 多いように感じたし。劇団四季は 最初に遅れると しばらく暗いため劇場内に入れないと注意書きがあるので 定刻には 席にいなくちゃいけないと慣れてマナーとして受け止めていました。それなりの理由があって遅刻もするのでしょうが 周囲への迷惑も考えていただきたいですね。今回 VISAカードの貸切公演だったので 宝塚のファンと限定した観客では ないとしてもこの遅刻の一件で 劇場へのマナーということを 再認識させられました。 ちょっと いわせてくださいー。 映画の予告時に遅れて はいってこられるより 舞台の遅刻は 周囲に迷惑だって!!