日本製紙エコ偽装追加情報
やはり出てきました。いますぐ、官公庁及び、独立行政法人は、「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」(グリーン購入法)を守るため、使用停止し、回収返品するべきです。また、今回の件で、みすみす見逃していたということで、環境への負荷の低減に資するものである旨の認定を行った機関のあり方にも問題にすべきだと思います。さらに、政府の責任も発生します。国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」(グリーン購入法)付則 2 政府は、環境物品等への需要の転換を促進する観点から、提供すべき環境物品等に関する情報の内容及び提供の方法、環境物品等に関する情報の提供を行う者の自主性を尊重しつつ適切な情報の提供を確保するための方策その他環境物品等に関する情報の提供体制の在り方について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする。今後の環境省対応は見物です。誰のための環境省か見えると思います。今回の件で、環境を口実に利権を固めて莫大な商売をしつつ、実際は環境に配慮せずボロ儲けをしていたというような事が、いろいろ摘発されてくれればいいのですが。ニュースソース日本製紙、古紙100%コピー紙も偽り再生紙年賀はがきに古い紙=古紙を1%から5%しか配合していなかった日本製紙が、「古紙100%」と銘打って製造していたコピー用紙の古紙の配合率を偽装し、実際には古紙100%ではなかったことが、JNNの調べで分かりました。 環境に配慮して日本郵政が古紙を40%配合するよう求めた再生紙年賀はがきに、古紙を1%から5%しか入れていなかった日本製紙。私たちには、内部告発が寄せられていました。 「その他、洋紙についてもかなり公称配合と実配合との乖離があるのが実態です」<内部告発メールより> 私たちは年賀はがきだけでなく、製紙メーカー各社が製造している「古紙100%配合」とされるコピー用紙についても、メーカー名を伏せて専門家に持ち込み、分析を進めていました。 紫外線で光る繊維。上質な古紙や、ちらし古紙が入っていることの証だと言います。分析では、この光る繊維の割合を算出したり3種類ある紙の繊維のうち、どの繊維がどの程度入っているかを調べたりしました。 一方で私たちは、日本製紙が「古紙100%」として製造していたコピー用紙の古紙の配合データを入手。分析結果と照合したところ、「古紙が100%配合されていることはありえない」と確認されたのです。 日本製紙は去年4月、「古紙100%の再生紙の製造を取りやめる」と突然発表していました。取材に対し日本製紙は、「調査中でコメントできない」と話しています。 環境省は既に、日本製紙と業界団体にはがき以外の紙製品全般についても古紙の配合率を調査するよう指示していますが、古紙100%を偽った「エコ偽装」とも言える今回の事態に、大きな波紋が広がりそうです。(15日17:45) そんなことで、16日に、日本製紙の社長が引責で辞任する動きになっているのですが。古紙100パーセントを偽装しておいて、退職金は100パーセントは許されないんじゃないでしょうか。