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2007.01.22
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東京から電車で一時間ほど離れたところに行って、医療事故の遺族のインタビューをしてきた。
全ての事故に言えることだが、突然起こったことで被害者と加害者とが出来る。
医療事故の場合は、患者と医療従事者という共に病と闘う行為をしていた人が、被害者と加害者になってしまう。そして、大きな心の溝が出来る。
医療従事者が加害者側としての当事者になるのだが、加害者側は医療機関という組織や組織としての立場があったり、直接の当事者でない人も責任者として関わってくる。これが被害者と加害者との間で、感じる時間差が生じる。組織としては最善を尽くしていたとしても、被害者側としては対応が遅すぎると感じるなど、どうしても最善を尽くしていると感じられないそうだ。
他に、事故を認めないとか、そういう事が重なり、心の隙間が広がっていく。
今回のインタビューは、この辺りの問題を100%解決したわけではないが、対立したままで問題が解決しないという状態ではなく、信頼関係を取り戻していく方向に向かったケースだったのだが。
地域の病院で事故が起きたとき、その土地で生きている人が被害者の遺族となった場合。遺族も事故の起きた地域の病院で治療を受けなくてはならない。それがいやなら、違うところに引っ越すか、救急治療が必要なときでもわざわざ遠いところの病院に行くという事をしなくてはならない。
だから、信頼関係を取り戻す必要がある。
また、医療事故により、医療従事者が重い罪に問われすぎたり、多額の賠償金を命じられる事が続いた場合。医療従事者になろうとする人が減ってしまうことがある。
いま、小児科や産科が減っているのは、少子化など出生率が低いからだけではなく、リスクの大きさが大きな原因と言われている。
医療事故が起きたり、医療事故により医療従事者のリスクが増えることで、医療従事者が減ってしまうと、満足いく医療が受けられなくなる。
患者と医療従事者との信頼関係は、ちょっとしたことで崩れてしまうだけに、信頼関係の再構築をしないと、結果として、患者が医療を受けられなくなるという事になる。
今回の作品が、患者と医療との間で、信頼関係を作り出したり、再構築したりすることに役立てるようにと思っています。


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最終更新日  2007.01.23 02:43:23
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