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カテゴリ:タイ・ラオス そして、アジアの国々
カンチャナブリのスワンタラナーラーム寺も2日目。昨日のアチャンへのインタビュー、そして、明朝の托鉢の撮影の合間の一日となる。
朝8時からの一日一回の食事の後、お寺に使えている方から、約3時間だから山に登らないかとの誘いをうける。 そんなことで、山登りに挑戦することとなった。 最初は、お寺に使えている方との山登りかと思っていたのだが、どうもお坊さんの一行と一緒に山登りをするらしく、お坊さんについていく。 大きな木の下で他のお坊さんと合流 タイの仏教では、日本の座禅とは違い、歩く瞑想が主体なのだそうだ。 だから、お坊さんは、とにかく歩く。 いまは、国によって規制され今は100名ぐらいに減っているが、タイ国内を歩き回り瞑想を続けるお坊さんがいるそうです。 旅するお坊さんは、朝、お寺を出て、托鉢に出かけたままそのまま、とにかく歩いていくのだそうです。そして、お寺にたどり着いたら、そこで宿をとり、夜中3時からお経を唱えたりしてから、また托鉢に出て、次の寺に行くという生活なのだそうです。 寺にたどり着けないときは、バス停などに泊まるのだそうです。 さて、山登りの方ですが。 最初は普通の道だったのですが、そのうち、竹藪だったり、獣道になってくる。 タイの登山ルートは、雨期、乾期の差がはげしいために、日本のように沢を伝って登るルートが設定されていない。とにかく、お坊さんについていくだけだ。 傾斜がだんだんきつくなる。 乾期と言うこともあり、山火事の跡の上をあるく。 足は墨で真っ黒になる。 とにかく、お坊さんは、急な崖も、すごいスピードで登っていく。 あまりに竹が生い茂りすぎ、途中、その隊のアチャン(リーダー)を探す一幕も。 そうすると、先で休憩して待ってくれています。 こちらは、瞑想の基本である呼吸を意識しないと、足が酸欠になってしまう。 登山もおそらく、呼吸の訓練とか荒行のたぐいのものなのかもしれない。 それにしても、お坊さんには驚かされることばかりだ。 裸足で登山をするお坊さんが多いことだ。 托鉢も裸足で行うけど、お坊さんの足の裏はどうなっているのだろうか。 タイ国内で対抗しようとおもったら、裸足で焼けた砂浜を平気で歩くビーチボーイぐらいかもしれない。 それにしても、いつまでたっても、たどり着かない。 すでに3時間ちかく経っている。 どうも、3時間で登れるというのは、往復ではなく、登りだけの話だったようだ。 なんとなく、騙された気がする。 垂直に切り立った崖の手前に、目標地点があった。 ここには鍾乳洞があったのだ。 最初は山頂までいくのかと思ったけど、垂直の崖を見ると、ここが到達地点だと納得がいく。 この素晴らしい洞窟を見ると、いままでの疲れが取れるし。 往復三時間だとか、片道三時間だとかいう話は関係が無くなってしまう。 しばらく休憩してから下山だ。 お坊さんはまたもやすごいスピードで山を下りていく。 でも、さすがにお坊さんでも危険なポイントもある。 こちらは、ずり落ちたりしながら、どうにか山を下りる。 ある程度降りたところで、足が酸欠になり、ゆっくりと山道を下る。 日没が近づいてきた。 動かない足を引きずって、気合いで、車の通れる道にたどり着いた。 そのとき、先に下りたお坊さんが、車を呼んできてくれて、わたしたちを積んで寺に戻ることに。 それにしても・・・・ 水分をきっちりとっておくと、昼食をとらなくても、朝の食事一回だけで大丈夫だということです。 山登りを通して、呼吸だけでなく、食事のあり方なんかも、気づくものがあった気がします。 この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。 また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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