カテゴリ:起業
しまね起業家スクール第3回がありました。
今回は講師の福島正伸氏が不在。地元の有志が手作りで開催した講座でした。 先輩卒業生が受講生に対して事業報告をするというカタチです。 菜の花鉄道をつくる会の、我らが代表馬庭くんと、シックスプロデュース代表の州濱くんが事業のプレゼンテーションをしました。 州濱くんは、起業家スクールの第3期卒業生。 当時は家業の牛乳屋を手伝いながら、何かを漠然と求めている若者(大学休学中)でした。 両親と一緒に販売している牛乳になんとなく疑問を感じていたので、良い牛乳を作るためにはどうしたら良いだろうか・・・・そう考えた末に、里山自然放牧に行き着いたんです。 当時のプレゼンテーションは、ある意味明快です。 良い牛乳を作るためには、牛が自然の中で育っていなければならない。だから、自分がそれをやる! というものです。 私自身、その想いに共感はしつつ、いささかの疑問を感じていたのも事実です。 発表前日(徹夜でしたが)に、州濱くんにもそう言いました。 「確かに、牛は嬉しい。本来あるべき姿かもしれない。でも、それを買う人は何が嬉しいんだろう?」 その問いに対する彼なりの答えが、プレゼンテーションに織り込まれてる次の3点です。 ●BSEを気にしなくて済む。 ●(間接的だが)動物保護・環境保護に参加できる。 ●放牧場所は24時間見学できる。 ん~む・・・・ 弱いなぁ・・・と思いつつ、本番を迎えたのを憶えてます。 そしてそれから3年。 今、目の前に立って喋っている州濱くんは、当時の彼とは別人でした。 淡々と喋る口調は変わりませんが、とにかく背負っているモノが違う。だから、説得してないのに目茶苦茶に説得力がある。 もう、完成に近い州濱ワールドがそこにありました。 今の彼には、喜ぶ人の姿が完全に見えてました。 さらに、理想に燃えて里山自然放牧を目指し、そして夢破れた先人の思いを聞き、受け継ぎ、背負ってます。 州濱くんが目指していることは、単純に言い切ってしまえば私と同じです。 不自然な食品を食べてたら、人間にとって絶対に良くない。 だから、絶対に自然の摂理に背かない。 これだけです。もちろん加工の工程にもこだわりますが、基本は百姓。 私は人間が食すものとしての野菜を元気にし、州濱くんは牛を元気にする。 無農薬有機農業は認知されてるのに、何故に無農薬自然酪農は意識されないの? そのとーり! まあ、とにかく。是非一度、飲んでみてください。 「シックスプロデュース」で検索したら一発です。 飲んでみればわかります。マジ!!!!???これが本来の牛乳なら、今まで飲んできたのは一体何!!!????? と感じること、請け合いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/01/25 01:37:39 PM
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