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Dog photography and Essay

Dog photography and Essay

余山森林公園1



「余山国立森林公園1」

「中国写真ライフ」では、
上海「余山国立森林公園」の写真を公開しています。

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余山国立森林公園は、東西?山に分かれている。
上海からバスで1時間ほどで行けそれほど遠くはない。

バスの中からは平坦な街並み続き?山のバス停で
下りたものの一体何処に?山があるのだろうと
見渡すと標高100mほどの山が見え皆が指差すので
皆と同じ方向へ歩いて行くと石段の所へ出た。

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余山を遠くから眺めたときは何とも低い山と思ったが
実際に登ってみると結構足腰にきついと思った。

余山は上海の西部に位置し各種娯楽施設があり
「国家旅遊度暇区」国家リゾート地域に指定されている。

ガイドブックには散歩程度の体力で楽に山頂までと
書いてあるが、ロープーウェイも設備されており
歩いて登ったものの撮影をしながらなので疲れは
感じなかったが杖をつきながら登る人もあった。

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「余山国立森林公園2」

「中国写真ライフ」では、
上海「余山国立森林公園」の写真を公開しています。

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余山国立森林公園へは上海から地下鉄で松江まで
行き、バスで小昆山経由で行く方法と上海駅の
バスターミナルより七宝鎮経由で行く方法がある。

松江まで行き松江の観光地を見て周り夜に松江の
ホテルを探して翌日?山公園まで行くと良い。

だが旅慣れた人でないとトラブルに巻き込まれるので
旅行社任せのスケジュールが安全なのかも知れない。

余山国立森林公園のロープーウェイ乗り場は
バス停から歩いて10分ほどの所にあるがまずは
ゆっくりとでも良いので、自分の足で登った方がよい。

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私は?山国立森林公園へ来るのは今回で2度目になる。
初めて来たのは10年以上前のことでまだ整備も
行き届いていなく入口の階段なども何もなかった。

何となく雰囲気が違っていたので聞き直した程である。
途中の建物なども以前来た時とは違って見えた。

余山の登山道をそのまま登ると左右の建物も十分に
味わえないので石段から逸れて見てみると
また違った世界観が見えて来るが写真の塔は
明朝の頃に建てられたが2度の修復を経て現在に至る。

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「余山国立森林公園3」

「中国写真ライフ」では、
上海「余山国立森林公園」の写真を公開しています。

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余山国立森林公園の七重の塔は知れ渡っている。
松江にも七重の塔があるが歴史は余山の方が古い。

余山には道教の寺院があったが今は小さい祠が
道教の寺院があったという証拠を残している。

明代や清朝初期の時代に多くの官吏や詩人が
余山や余山の周りに家園や別荘を建築していた。

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余山の売店で軽食を食べているとカメラを見て
あなたは日本人かね?と聞いて来るので首を縦に
振ると同時に、この辺一帯は、その昔日本軍の兵隊が
悪さをしたところで、年配の人は皆日本人を恨み
日本人と見ると文句の一つも言いたくなると。。。

一番文句が言いたかったのは売店のオバサンではと
思ったが、中国語が分からない素振りで笑いながら
その場を去って来たが、その店を出る時に店の人は
中国へ来る前に中国語くらい勉強して来たら。。と
一言言ってやろうかなどと思ったが逃げるが勝ち。

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「余山国立森林公園4」

「中国写真ライフ」では、
上海「余山国立森林公園」の写真を公開しています。

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10年前に余山国立森林公園を訪れたときには
敷地内の整備から石段まで何も出来てはいなかった。

ただ七重の塔と写真の鐘楼を囲う建物などが
あるだけで他には雑木林がうっそうと生い茂り
観光地とは名ばかりの印象を受けた事を覚えている。

今回訪れてみて上海市も観光に投資をして旅行客を
呼び込み上海の活性化を図ろうとしている事が
分かったものの上海万博での旅行客を当てにして
各上海周辺都市の整備をしたとも考えられる。

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鐘楼の中の釣鐘などは昔のまま保存されていた。
鐘楼の窓から七重の塔を見ても昔と変わらなかった。

だが観光客を目当てに飲食業者が簡易型の
食堂や店を階段沿いに出していたが昔はなかった。

撮影をする時も如何にその飲食業者のパラソルを
撮影しないで済むにはと撮影位置を色々と変更した。

その点は昔の方が業者も入っていなく撮影しても
絵になったように感じたが、ただやけにパラソルが
目に付くので気分的に昔を懐かしく思ったのかも?

下の写真は鐘楼を出て石段を上がり、少し脇へ
逸れた足場の悪い所から鐘楼越しに七重の塔を撮った。

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「余山国立森林公園5」

「中国写真ライフ」では、
上海「余山国立森林公園」の写真を公開しています。

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余山国立森林公園から20mほど離れた所に
道教の寺の名残りが残っておりそこには
古びたロウソクたてと焼香をする場所があり
すでに錆びた焼香の高炉には?山の文字があった。

道教の寺の祠から石段を下りて再度七重の塔を
撮影したが塔が高過ぎるためファインダーに
入り切れなく体のみ仰け反り撮影したので
画像が少し斜めになってしまったようだ。

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七重の塔越しに売店が見えたので行ってみた。
飲み物類が置いてあり西湖龍井茶が5元であったが
冷えてはいなかったのでコーヒーを注文した。

一口飲んだところ既に砂糖やミルクが入っており
甘くてとても飲めるようなものではなかった。

私が店主に「このコーヒー甘すぎですよ」というと
中国人は甘いコーヒーしか飲まないから初めから
こちらで美味いコーヒーを作ってあるとの事だった。

文化の違いとはいえ、中国ではウーロン茶に
砂糖が入れてあり売られているが始めは腐っていると
吐き出したぐらいに驚いた事があるが砂糖が常識。

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「余山国立森林公園6」

「中国写真ライフ」では、
上海「余山国立森林公園」の写真を公開しています。

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余山国立森林公園にある天文台はフランスの
天主教耶蘇会の指導により1899年に創られた。

この時点では中国国内で始めての天文台だった。
上海の徐家匯に1872年同じくフランス耶蘇会により
徐家匯天文台が作られたが、現在では気象局で
上海市の天気予報の気温で徐家匯がよく使われる。

1925年にパリで購入された子午儀があるが
1926年と1933年の国際経度観測で使われた。

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1901年にフランス人宣教師により望遠鏡が設置され
中国近代史上初めての本格的な天体望遠鏡を備えた。

その後天文台は功績を残すため2004年に上海の
天文博物館が設置され、直径40センチの天体望遠鏡は
ドーム状の部屋に安置されており自由に見学ができる。

余山天文台は、当時アジアでもかなり有名だった。
現在でも、皆既日食の観測など大きな天体イベントの
あるたびに中国各地から多くの天体ファンが集まる。

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「余山国立森林公園7」

「中国写真ライフ」では、
上海「余山国立森林公園」の写真を公開しています。

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余山国家森林公園は東西に分かれている。
西余山は見所が多いが?山天文博物館が有名である。

西余山の頂上に位置する天文台は2005年に
博物館としてオープンしており訪問者も多い。

やはりメインは中国最古の天文台であり現在では
現役を退き屈折望遠鏡は40センチの口径があり
東アジア最大の望遠鏡として注目を集めてきた。

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天文台を下りて行くと広場がありその中心辺りに
写真のモニュメントが見えて来るので記念の
写真を撮る人の姿が目立つが私の後には人が大勢いる。

100年の間、上海郊外の余山で多くの天文学者たちの
注目を浴びてきた望遠鏡がモニュメントになっている。

余山天文台横の天文博物館には時間の館や歴史館など
また望遠鏡の歴史館や天文図書館などが置かれている。

モニュメントは地球を表し丸い地球儀を連想させ
天体望遠鏡が大きな顕微鏡のようにみえるが
なかなか面白いモニュメントに仕上がっている。

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「余山国立森林公園8」

「中国写真ライフ」では、
上海「余山国立森林公園」の写真を公開しています。

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上海には山と呼べるほどの山がない。
上海近郊にあるのは小昆山と天馬山くらいだ。

その中で?山は100mほどの高くはないが
天文台や聖母大堂もある西?山が見られる

上海市内から車で1時間の距離にある。
余山付近には別荘や田園風景が広がっており
スミレの花や菜の花もきれいに咲きほころぶ。

山の緑は鮮やかだが蔦の絡まる木々が多い。
余山に来る場合は私は軽装でピクニック気分で
なぜか中国人の殆どはスーツに革靴姿である。

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余山は1940年代からカトリック教の聖地として
国際的にもその名が知られるようになった。

写真のように山頂のカトリック教会は1925年に
300人の人達の手によって建てられたが全てレンガ。

10年間の建造期間を必要としたが50年後の1985年
新たに修道院が建てられたが、横の天文観測台や
地震観測台にも世界各地から天文学者や地質学者が
訪れ今では観光スポットとして近隣から訪れる。

また東の?山園には百鳥苑もあり、50余種の鳥類は
7000羽以上に達し、現在ではバードウォッチングの
名所としても知られるようになりカメラマンの姿も
見られ、私などは彼らの機材を見ては楽しんでいた。

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「余山国立森林公園9」

「中国写真ライフ」では、
上海「余山国立森林公園」の写真を公開しています。

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余山国立森林公園西?山の頂上に建つ教会。
1868年上海にて教会が攻撃され司祭も
軽い怪我をしたが、140年以上前の事で
中国の外国人嫌いは今に始まった事ではない。

戦後66年過ぎた今でも上海ではアンチ日本が続く。
私の中国sinaブログにも中国人からメールが
入り、恨み辛みを長々と綴り送ってくる。

メールは150字までに制限されているために
何回かに分けて送って来ているが、一度返事を
書くならば、ここぞとばかり機関銃の攻撃が続き
その中国語の活字攻撃は止まる事を知らない。

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私は一般の日本国民に恨みを言うのは良いが
中国政府の策略に踊らされている若い君たちは
私の目にはピエロより滑稽に映って仕方がない。

もっと視野を世界に広げて先進国が一体何を
思っているのかを判断してみるべきだと訴えた。

だが中国のインターネットは中国共産党の支配下
歩の悪いものは完全に封鎖され中国人も見れない。

また私が中国語で政治に関することをブログ上で
書いたが、5分も待たずにその記事は封鎖された。

シビアにも程があるが、中国国民が平和に対し
目覚める事を一番恐れているのが中国政府であり
完全に封鎖をさせ、もし世に長時間流れ出た場合は
管理者は更迭では済まない厳しい処分が下される。

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「余山国立森林公園10」

「中国写真ライフ」では、
上海「余山国立森林公園」の写真を公開しています。

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余山国立森林公園の教会横の十字架を撮影。
撮影している時に中国人から「ザンリ」と言われ
何かなと考えていたが、ザンリとは葬礼と書く。

つまりはここで亡くなった人の葬式をする場所で
私はその十字架を撮影していたが、ご利益がありそう。

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少し歩いて山から見下ろすと緑が一面に青々と
生い茂りすがすがしい感じがしていた。

上海天文博物館と彫られた大きな石を撮影したが
その周りには中国人が、お尻の下に何も敷かず
地下に腰掛けており、何処でも腰掛ける姿に
同じ中国人でも香港人は乞食のようだと馬鹿にする。

私は撮影したいのでと15秒ほど立って頂いた。

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「余山国立森林公園11」

「中国写真ライフ」では、
上海「余山国立森林公園」の写真を公開しています。

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余山国立森林公園はロープーウェイを境に
東?山と西?山とに分かれており私は西?山へ
行ったが、東?山は野鳥や蝶がたくさんいる。

10年ほど前に東余山へは行ったので、今回は
時間もなく西余山だけ行って東は眺めただけで
ゴンドラを使わず階段を下りてきてしまった。

ゴンドラで下りると余山地下鉄乗り場近くへ
行ってしまい私の次の目的地の天馬山までのバスに
乗るためには、また歩いて戻らなければならない。

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またもう一つ大事なバッグを西?山入口の
チケット確認所へ預かってもらっているために
どうしても同じ道を通らなければならなかった。

バッグを預けるのも始めは頑なに断られたが
かなり無理を言って皆さんの休憩所の中に
置かせて頂いたが普段なら絶対駄目だった。

西?山を出て車道を横切って向い側のバス停へ
30分に1本しか出ていないようで20分ほど待った。

バスに乗ると空席が多く見られたが私はわざわざ
運転手の横の席に座り天馬山停留所まで行きたい事を
告げた後熟睡した。写真は天馬山入口の写真である。

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「中国の旅」

 

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