知識も大切だが、それ以上の考えることが大切なんだ。
最近、小坂井敏晶さんが気になって本を読み始めた。きっかけは、「能力不足は自己責任ではない」新聞のこのタイトルに惹かれた。そうか。私の能力不足は自己責任ではないのか。でも、そんな話は聞いたことがない。勉強ができないのは、自分の努力がたりないせいだ、と思ってきた。自己責任ではない、その根拠は「能力は人格も元をただせば、外因による。つまり勉強ができなくても、努力できなくても、(努力できるのも能力)、本人に責任はない。」親の階層構造が子でも再生産されることは国内外の研究でも明らかになっているという。その例として、東大生の子の親は社会的地位が高いという研究が最たるものだ、と指摘している。確かに、家庭環境はとても影響を与えている。しかし、小さい頃から頭のいい人はいた。特別に家庭環境がすぐれているとは思えない。地頭がいいのだ。人の一生は、受胎時のDNAと家庭環境で決まる、ともいわれている。その様な人は余程親から受け継いだDNAがいいのかもしれない。小坂井さんの文章は難しい。その中で常識に囚われるな。考えろ!」確かに知識を詰め込むことが勉強だと思っているなあ~と気づく。それで、本を読んだり,PCを使ったり、テレビを見て知識を寄せ集めても、自分で考える時間が必要だ。医師による安心・信頼の催眠療法第一歩は7月28・29日の会場でも、ご自宅でも受講可能な「催眠療法基礎セミナー」です。https://saimin-c.com/seminar/2023-7-29/