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天然ガスの消費量を増やしつづけてきた半世紀ほどの過去が、気候変動をその期間を通じて気候危機へと変えたのだ。それ以前のエネルギー資源が石炭だったのに対し、使い勝手の良い石油へとその頃シフトした後、追いかける形で天然ガスがそこに加わった。個体資源から液体資源へと変わってから、エンジンの性能が格段に向上し、自動車と飛行機が急速に進化した。
温暖化を生み出したCO2を中軸とする旧来の温暖化メカニズムは、人類が地下資源を燃やして経済力を高めていたその期間、温室効果ガスとなっている のはCO2だけだと決めつけ、真犯人である水蒸気の関与を当初から見逃していた。 温暖化現象が気候変動の原因だとして、天然ガスの方が石油よりCO2排出量が少ない、という理由で天然ガスを使う機会を意図的に増やしてきた。これが間違いのもとだった。天然ガスの主成分であるメタンを燃やすと、CO2は一つしかできないのに対し、気体の水である水蒸気を二倍生み出すことになるからだ。 降水量を急増させたその原因は、ガスの消費量を文明が善と信じて増やしたということにある。温暖化を防止した積りで、もっと量の多い温室効果ガスである水蒸気を、その変化が地球全域に及ぶほどの勢いで、とりわけ積極的に生み出すようになっていた。水が有害となる場合があることについて、指摘する情報が当時まったく存在していなかったからである。
これまで温暖化の原因であるとされていたCO2は、気候変動枠組み条約で排出削減に世界中が努めていながら、四半世紀の時を経た現在、結果を見るとまったく減っていなかった。CO2を計測している現行の方法では、大気中に浮遊しているCO2しか捉えることができない。ここに根源的な問題があったのだった。
CO2の属性の一つである質量を表すMOLという指標を、判断材料として適用していたのであれば、大気中のCO2が航空機の排ガス以外にあり得ない、という事実について正しい認識をもつことができていたことだろう。IPCCは高度一万メートル付近のジェット気流を利用して飛ぶ飛行機のだした排気ガスが、大気圏でゆっくりと沈降してゆくその過程で、温室効果ガスの濃度を高めていると突き止めることが、果たして本当にできていたのだろうか。
コロナウィルスの影響で飛行機が飛ばなくなった今年の空は、おそらくCO2の残留濃度を減らしているのではなかろうか。だがその変化は、気候変動にとってどのような変化も及ぼさない。というのはもう一つの温室効果ガスである水蒸気を、天然ガスの大量消費という行為が、地球上のどこかで常に作り出し続けているからである。
交流電流がACと呼ばれているのは、直流電流とは違ってそこにもう一つ別の電流を併存させているからだ。もう一つのという意味であるAltanativeが使われているのは、交流電流には二種類の電流が併存している、という事実を指し示すための表現なのだ。
この交流電流の特徴を確認したことがない、という知識人たちによって再生可能エネルギーを導入していながら、消費者から太陽光賦課金を徴収しなければならなくなった。環境電源である再生可能エネルギーに切り替えた筈なのに、実際は温室効果ガスの削減にまったく結びついていなかった。何故なら交流電源が回転数を落とすことができない、という制約に縛られて成り立っているものあったからである。二種類の電流を問題なく切り替えているその方法が、周波数と呼ばれている磁極の切り替えを意味している要素であったからである。
天然ガスを燃やすと大気中にガス化した水が増え、それが集合して極端な規模の雨を降らせる。このため地球が持つ水の絶対量は時と共に増え続けることとなり、温暖化した結果として液体の水を増やした以上のH2Oを、メタンを燃やす酸化反応の場で合成しているからである。世界中の知識人たちは温暖化の原因を基礎的な知識をもたないまま、こうして独善的に見損なっていただけでなく、交流電流と直流電流との違いについても、今なお無知でありつづけている。
もう一つの温室効果ガスである水蒸気の罪を見落として、もう一つの電流を意味するACと称される交流電流の罪を免れさせた。温暖化が止まらなくなっているのは、知識階級が陥った傲慢な独善性がその起源。CO2は着水して海面温度を高めるのだが、そこで生じた水蒸気が気化熱を奪って海水を冷やし、立ち上る水蒸気のもつ温室効果能力が、エネルギー保存則に従って熱を上空へと運び上げそこを温める。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021/02/12 07:33:19 PM
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