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2021/09/04
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問題の所在が何処にあるのかということについて、正しい判断ができるようにならない限り、気候変動リスクは高まり続けて止まらない。これまでCO2だけを削減対象と断定していた、というそのことが自然災害を止められないまま、ずるずると損失を積みあげることとなり、国連の組織のひとつである世界気象機関(WMO)が、このほどその結果を総括した報告が公表された。

 

それによると1970~2019年の50年間で、気象に関連する災害が5倍に増えた、ということを国連自らが明らかにしたことになる。21年八月三十一日付け(現地時間)とされている。死者数は200万人以上で、約400兆円の損害を記録した。原因は気候変動であると断定し、過去半世紀に起きた事実の結果報告となっている。

 

国連は気候変動の原因をCO2だと当初から規定していたことから、その排出量を減らせば気候変動をその分だけ抑制できると断言してきた。これから脱炭素運動に世界が一斉に取り組んだとしても、CO2の存在比率はこれから減る、とした根拠は未だに不明のままであり、増え続けることとなる確率を却って高めた。これまで過ごしてきた半世紀の成果として、否定的な結果であるCO2増加が、未だに維持されているからである。この経過を実効なき温暖化対策と、予てからそう呼んでいたものだった。

いままでできていなかったことが、理由なく改まることなどあり得ないことである。不可能なことを可能だとしていた指導体制が、習慣的にやっていた事実誤認を、世界中をと引きずり込んでいた国連の所業に、誰もが無批判に突き従ってここまできた。京都議定書の頓挫とパリ協定の実施合意不成立を経て、脱炭素運動へのシフトを国連自らが急ぐよう迫られた。

 

 国連の組織であるIPCCは、CO2の属性について調査したこともなければ、最大の温室効果ガスである水蒸気の分布情報についてさえ、存在していないものとして未だに扱いつづけている。大気圏内の温室効果ガスの分布割合は、CO2が400ppm程度しかないのに対し、水蒸気の比率について言及した事実は皆無であった。水蒸気の分布割合は加重平均で、概ね65%超もあるとされていたにも関わらず、そして湿度計がその比率を毎日表示していたにも関わらず。

 

CO2の濃度とされている400ppmを、%に置き換えるとそれは0,04%であり、65%の水蒸気との間にあるその差は、余りにも大きなものとなっていた。どちらも温室効果ガスなのである。だが、CO2は空気より比重が五割も重いため、自力で上昇する能力を本質的に失っていた。ところが水蒸気は空気より四割も軽いため、発生すると直ちに上空へと向かって移動する熱となって現れる。分子の質量を示すMol/gという単位は、そのように訴えていた。

 

 道に水を撒くとそこが俄かに涼しくなっていたのは、水蒸気が熱を奪って上空へとそれを持ち去っていたからだった。その過程で位置エネルギーを水蒸気へと蓄える。これが水害発生時に、破壊エネルギーとなって解放されることになる。水蒸気の軽さが上昇気流となったことにより、気圧を下げて熱の上方への移動を加速するからだ。発達した低気圧が台風と呼ばれるようになるのは、誰もがよく知っていることである。これが上空1万3千メートルから1万5千メートル付近で反転し、折り返すようになった時、下降気流となって乾いた空気を、地表へと圧しつける優勢な高気圧となる仕組み。これが空気を乾燥させ、山火事を生む状況を設える。

 

上昇気流と下降気流とでこの大気層が成り立っていることから、対流圏とも呼ばれているのだ。高気圧と低気圧とで構成されている対流圏のハザマで生じる強風は、この気圧差の移動に伴って生みだされたものなのだ。台風は低気圧が発達した時にのみ、異常な規模の降水と強風とを地表に及ぼす気象の変化。これは自然現象の一つなのだが、気候変動は人工的な手が加えられた変化の結果、であると今回初めて断定されたということになるだろう。それは地下資源に含まれるメタンを燃やした時に、人為によって強制的に生み落された、温室効果ガスであったからに他ならない。

 

地下資源に多く含まれているメタンCH4は、炭素と水素の化合物であることから、炭化水素と呼ばれることもある。ひとつしかない炭素Cは、燃焼の酸化作用で空気中の酸素O2と結びつき、CO2ひとつとなって大気圏内へと放出される。この時燃焼で生じた高熱を帯びたガスとなっているため、空気より重くなっているCO2は、排煙筒から吐き出された後海面へと降下してゆくこととなる。

 

火力発電所は冷却水が必要であることから、沿岸部に建設されている。このため高熱を帯びたCO2は海に落ちて、もっていた熱を海面へと移す。この時の熱交換で海水は執拗に温められ、それが気化して水蒸気を二次生成することとなる。この水蒸気も温室効果ガスであったことから、気化熱を奪って海面を冷やすのだが、奪った熱を上空へと運んでそこを却って温めていたのだ。

 

火力発電所の燃焼炉が生んだメタンCH4のもつ四つの水素は、燃焼の酸化作用で高熱のH2Oとなり、高温の熱水蒸気へと一瞬で変化した。火力発電方式は殆どが蒸気発電となっていることから、こうして生じた蒸気に高圧をかけることで、重い蒸気タービンを高速で回転させる動力源となり得ている。


 この高圧化する過程で更に圧縮熱が加わってしまうため、燃焼炉の内部で混合状態となっているCO2とH2Oの二つのガスは、300℃を超える熱を帯びたガスとなっている。この高温となった温室効果ガスのそれぞれが、空気圏を効率よく温めているのだ。違いがあるとすればそれは、向かってゆく方向の違いだけだったのである。

 重いCO2は下方向へと移動し、軽いH2Oは上空へと向かって昇ってゆく。こうして白く目に見えるようになった雲は、水蒸気によって絶えず生みだされている。太陽からの輻射熱と、火力発電所などで地下資源を燃やした反応熱で、自然増加と人工的な増加の相乗効果で、平均気温を着実に高めながら、降水量の異常な増加を急がせている。

 

権威が陥った誤謬に気付かずにいるというそのことが、温暖化に過ぎなかった現象を気候危機へ増長させた。そして半世紀を無為に閲したという経過の事実が、このほど生命の長期的消失と資産の大量消滅、という不測の事態となって残された事実露見へと繋がった。多数派が判断を誤ったとき、民主制度の欠陥が顕在化する。

 この程度の錯誤にさえ気づかなかったのだから、問題が一向に解決しなかったのも無理からぬことだった。権威を無批判なまま世界中が信じ込んでいた、ということが気候変動を気候危機へと変えたのだ。自業自得とはまさしくこのことなのである。判断の誤謬を生みだした事実に権威が謙虚に学んでいれば、気候危機はリスクであることをすぐにやめることだろう。






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最終更新日  2021/09/10 04:40:46 AM
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