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2022/11/12
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2006年頃から続けてきた温室効果ガスに関する情報が、分散状態でここに残されている。やっと参照する時がやってきたようだ。温室効果ガスはそれがどれほど濃度を高めたとしても、外部から与えられた熱がなければ、温室効果を大気圏で発揮することができない。単に温室効果ガスだからというだけの理由で、排出量を減らしたところで状況が解決するはずがなかったのだ。

低い温度の熱を吸収した温室効果ガスであったのなら、その熱源の温度を超えて大気圏内で熱を高めることは不可能だ。上空へ行けば行くほど大気温は低くなって下がるため、大気圏全体を温めるほどの高温の熱源を特定しておかない限り、あらゆる種類の温室効果ガスは、地球大気の平均気温を上昇させることはできない。

熱源をもたない温室効果ガスなら、それが何であれ生態系にとって実害はない。有害な温室効果ガスとは、高熱を大気圏上層部へと運び上げる能力をもつものでなければならない。国連が温室効果ガスを槍玉に挙げたその時から、既に四半世紀以上の長い無駄な時間が経過した。状況は現在でも何一つかわっていない。バカの程度が更に蒙昧化した、というその一点をのぞいては。

この無駄で有害なだけの長い年月を歴史に挿し挟むことになったのは、紛れもなく科学的知識に乏しい国連の高等文官たちの解釈が誤謬に充ちたものだったからである。世界中の環境保護団体が国連に倣って、権威主義的な姿勢を募らせていったことから、未確認情報を真に受けた勢力がこぞって、壮大な規模の時間と費用そして労力を悉く無駄にしてしまっていたのだ。

その結果脱炭素運動へと辿りついたのだったが、これも問題の解決が可能だと世界中に誤った情報を信じ込ませただけだった。高い温度の温室効果ガスに的を絞ると、それは火力発電所の燃焼炉で燃やされてできたものに限られる。それは二酸化炭素と、熱水蒸気の二の気体しか存在していないのだ。

この二種類の温室効果ガスのうち熱を上空へと運び上げる能力をもつものは、火力発電所が排出した高温の熱水蒸気以外にはあり得ない。その熱水蒸気は280℃から300℃にまで達するほどの高温になっている。100℃で気化した蒸気に高圧をかけていた、ということが水蒸気に圧縮熱を加える経過を生みだし。この高温となった熱を大気圏へと運び上げているのは、火力発電所の排煙筒から放出された水のガス、即ち高温の熱水蒸気だったということなのである。 

CO2は比重が空気より重いことから、大気圏内を昇ってゆく能力そのものを本質的に失っている。CO2の質量は空気のそれより150%も重いため、大気圏へと放出されても空へとは昇ることはできず、地表へと堕ちるだけしかできないガスであったからである。

CO2は最終的に海に落ちて海水温を高めることになりはするのだが、それは低気圧を作り出す程度の低い熱の蒸気であるため、飽和水蒸気としてまったく別のものを二次生成していただけのことだった。従って温暖化とは間接的な相関性しか保持していなかったのである。

 このため海水の酸性化という変化を、世界中の海域で大量に生みだすこととなってもいたのだった。地表に落ちたCO2は植物の炭酸同化作用の素材として使われ、光合成で根が吸い上げた水を葉から酸素として空気中に放出する。海水にCO2は炭酸化していくことによって、やがて石灰質の物質なって海底に沈着し、貝やサンゴを形成するための素材ともなっていた。これが地球の炭素循環を成り立たせている、人工的な変化の主成分となって地質時間で、炭素循環と呼ばれているサイクルをなり立たせている。

一概に温室効果ガスだからといって地球環境にとって有害だ、と断じるのは科学的な姿勢であるとはいい難い。熱源をもたない温室効果ガスは、上昇する能力があっても上空を広く温めて、気候変動を引き起こすほどの能力を本来もっていないのだ。低温の飽和水蒸気は気化熱を伴って上昇し、そこで雲となって地表の温度と湿度を同時に保ち、地表を潤す雨となって最終的に降下して海へと戻る循環を繰り返す。炭素循環と水素循環を繰り返してきたのが、この地球というものを成り立たせている変化成分となっている。

気候変動の原因となるほどの環境有害性は、飽和水蒸気には本来備わっていない。だが火力発電所で人工的に高圧化してできた熱水蒸気は、高温のままの蒸気となって大気圏を広汎に温める。ここが国連にはまったく理解できていなかった。一般的な知識だけをたくさんもっていたとしても、科学の素養が不在のままであったなら、合成された情報を統合して思考を立体カする力とすることはできない。そのために脱炭素運動へとシフトしてしまっていたようだ。

気候変動を惹起するほどの高い有害性を、海面から立ち昇る飽和水蒸気は基本的にもたない。自然界で発生する蒸気はガスの温度が低く、夏の蒸し暑さを除けば無害であって、雨を降らせるという点で却って有益なものとなっていた。この天然の水蒸気を火力発電所が人為的に高圧をかけたことによって、有害な温室効果ガスにしたということが、気候変動を地表に定着させたということことなのである。

COP27というイベントの持つ意味は、27年以上前から国連が気候変動対策として騒いでいた、ということを指し示すためのものとなっている。この期間を通じて環境条件は悪化の一途を辿り、状況が改善したとする事実はどこにもなかった。脱炭素運動とはこのように科学的根拠のない、迷信の如きものであるに過ぎないものだったのである。だから改善することがなかったのだった。パリ協定はその錯誤の結果として生み落されたものだったのだ。

ドライアイスはCO2が圧縮されて固体となったもののことである、ということは誰もが皆知っていることだろう。それがマイナス70℃以上ある環境で気化した時にできた白煙が、上昇せずに下降したという事実を、何度か見た体験が誰にもあったことだろう。この空気より重いCO2が大気圏上層へと昇り、そこで温室効果を発揮しているというのが、権威化した国連の身勝手な不正な解釈だったのである。世界中の知識人たちがこうして、その錯誤に気付かずに権威主義者となったのだった。

この誤った判断を広めてきた国連が握り締めている不正な思い込みというものを、世界中が信じ込むようになったことによって、行き詰っていった国連が窮余の一策として、脱炭素運動にしがみつくこととなったのである。

国連が冒した科学に対する無理解に基づいた誤った認識を、科学的素養をもたない世界中の指導体制が真に受けて、世界に広く鋭意拡散させてしまっていたということが、環境投資のすべてを無駄にしたということにが言えるだろう。判断が正しいものであったのなら新規の環境需要の創出で、得ていた筈の高度な経済成長を手放さざるをえなくなり、貧困とテロに苦しむようになったため、文明は健全な経済成長を三十年以上の間失ってしまったのだった。

国連が自らの判断の過ちによって有効需要の創出を自ら阻んでいた、ということが文明に損失を与えてきた積年の失敗となって今に残された。地球規模で貧困を蔓延させてしまっていたのは、まさしく国連の錯誤ととりまきのエセ知識階級に属する半可通たちだったのだ。気候危機へと事態を悪化させていたのは、事実誤認に基づいた独善的な姿勢が、禍を導いた結果以外のなにものでもないのだ。

もうそろそろ世界は、真実に気がつかなければならない。権威主義というものがいかに有害なものだったのか、ということについて認識を改めなければならない。熱水蒸気が大気圏を執拗に温めているのだから、水素を含む地下資源つまりメタンCH4などの炭化水素を、大量に燃やして酸化させてきたということが、気候変動のたった一つの原因になっていたのだ。国連が執着しているCO2温暖化原因説というものが、実効不在の長い年月を経て気候危機を導いた。

メタンは水素を四つも含んでいることから、CO2が一つできた時その二倍のH2O(水蒸気)を同時に生みだしていた。水害を伴う自然災害が水素資源の燃焼で生まれた水のガス、を起源とするという事実を再認識するべきときがきたようだ。

 水蒸気が空気より40%軽いということは、モル質量としてアボガドロの時代に伝えていたことだったのである。この基礎科学についての見識さえ、国連と世界中の知識人たちは、すっかり見失ってしまっていたのであった。

世界中の知識階級はppmという単位の意味さえ、未だに理解することができないようなのだ。分かっていたらCO2の大気中濃度が、0%以下だったことに気付いていた筈であるからだ。百万分の一を意味するppmを百分の一に置き換えると、それは400ppm=0,04%にしかなっていない、という事実に気付くことは早期にできていたのだった。

これほど希薄なガスに過ぎないCO2が比重の違いを超越して、大気圏内を上昇したために温室効果を大気圏に与えている、と世界中の人々がそう堅く信じ込んでいる。バカとしか言いようがないだろう。判断能力が欠如していたということが、この一事だけからでも明らかになっていたのである。誤った判断が招くことになるのは、いつだって損失の増加という粗末な結果だけなのだ。

事ここに至っても尚この為体(ていたらく)のままなのである。言うべき言葉が最早ない。教育の高度化を目指してきた先進的な国際社会は、迷妄の度合いを時の経過と共に益々深めるようになっていた。気候危機という変化が生じることとなったのは、文明の自業自得だったという事実に、後代の人々は遅れて気づくことだろう。





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最終更新日  2022/11/12 02:28:55 PM
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