|
|
|
2005.10.09
カテゴリ：カテゴリ未分類
本日３本目の日記です。 １本目は、 この日記 です。 ２本目は、 この日記 です。 ご注意：以下の日記は再掲です。 最近、新しい読者の方々が増えてきました。 とても光栄なことで、心よりお礼申し上げます。 そんな中、私書箱メールに 「どうして環境問題に取り組むようになったのですか？」、 「根底にある想いが知りたい」、 「これまでにどんな氣づきがありましたか？」 というご質問が増えています。 以前からの読者の方には「しつこい」と言われそうですが、 ここで改めて自己紹介をかねて、以前連載した 【氣づきで人は変われる】 という特集を再掲させていただきます。 私のことを知っていただき、氣づきの分かち合いができたら 最高です。 では、昨日の続きを始めます。 【氣づきで人は変われる】 第７日 ■「自分が変われば相手が変わる」ということ 相手を変えるには、まず自分が変わることだ。 よく耳にする言葉です。 でもこれは、自分が変わると言いながら、実は「相手を変えよう」 という意図が見え見えですね。 自分が変われば相手が変わる、というのは「自分が変わった後で 相手が変わる」というわけではありません。 自分の考えを変えつつあること、また「こころ」に付着したゴミを 取り除きつつあることそのものが、相手との関係を変えつつあるの です。 「ひとつの我欲を取り除くと、相手との関係がひとつ変わる」、 「ひとつのゴミを取り除くと、相手との関係がひとつ変わる」。 つまり、「自分が変わりつつあるプロセスそのものが、相手との関係 を変えている」のです。 これは自分を基準にすると、相対的に相手が変わったということを 意味します。 実際の相手が「変わったか変わらなかったか」は問題ではありません。 相手がまったく変わらなくても、また相手を変えようとしなくても、 自分が変われば（相対的に）相手が変わるというわけです。 相手を変える必要など、これっぽっちもないのです。 ★変化の本質 以下、以前の日記からの抜粋です（少し加筆・修正しています）。 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ 友人から聞いた話。 京都の和菓子屋さんは、操業ウン百年の老舗。 いまでも大人気らしい。 何しろ、ずうっと味が変わっていないそうだ。 創業以来の伝統を守り続けている。 ある人が、その秘訣を聞いた。 すると、「いえ、ずっと味を変え続けています」という意外な返事。 「お客様の味覚はずっと変わり続けています。だからお客様に味が 変わっていないと思ってもらうには、味を変え続けなければなら ないのです」 なるほど！ 変化し続けることが変化を感じさせない秘訣なのか！ そういえば、 動き続けると止まって見える。 コマも回り続けることで止まって見える。 物質も、原子が猛烈に動いているから存在するように見えるのだ。 原子が完全に止まったとき、物体は消滅する。 変わり続けているから、変わらないように見える。 回り続けているから、止まって見える。 動き続けているから、物体として見える。 人間もそうなんだ。 変わり続けること。 回り続けること。 動き続けること。 不易流行とは、「変わらないことと、変わること」を意味するが、 ひょっとするとこのことを言うのではないか。 変わることと変わらないことは、二つで一つなのだ。 これが安定するための条件。 人間は、完全に停止したとき、存在することをやめる。 でも、これも人生。 いろいろあっていい。 私は、変わり続け、回り続け、動き続けることで、ドッシリと 構えていようと思う。 上の日記に対して、２５歳の若者から感想をいただいた。 「変化に対応することも大切だが、ボクは変化を創 り出したい！」 異議なし！ こんな若者が日本にいることが嬉しい！ いま私の周辺では、成功法則に関する話題で持ちきりだ。 書店では、成功に関する本が本棚を賑わせている。 基本は「思いやビジョンは実現する」ということだ。 これは大昔から語り継がれてきた。 私も本当にそう思う。 ２０年間実践してきて、私にとっての真実だと確信している。 さらに著者らは言う。 「変化を察知し、素早く対応せよ」 「変化を予測し、いまから対応しておこう」 そのとおりだ。 でも、これだけでは２１世紀に対応できない。 変化を創り出す者には、いつまでたっても追いつけないからだ。 これまでは変化を察知し、変化を読む者が成功者と呼ばれてきた。 しかし、２１世紀は自ら変化を創り出す者に成功者の称号が与え られるだろう。 「自分だけの成功」を目指す時代はもう終わりだ。 私は「環境問題」を通じて、変化を創り出したいと思っている。 「すべての人が幸せを実感する社会」を創りたい。 幸せな社会でなく、幸せを「実感する」社会だ。 幸せを実感する社会という意味は、「病気や苦労がない社会」では ない。 病気や苦労をありのまま受け入れ、それすら幸福と思える社会だ。 受け入れるというのは、事実を事実として認めるという意味だ。 「甘んじる」という意味ではない。 ただし、この社会には、愛・許し・思いやり・分かち合い ････が不可欠だ。 ウン、確かにハードルが高い。 でも、近づくことはできるはずだし、「そうなっている状態」を 多くの人がビジョン化すれば間違いなく実現する。 このような社会を実現させること。 これが私にとっての大成功だ。 ビルゲイツのようになる。 イチローのように飛躍する。 ブッシュ大統領のようにリーダーになる。 確かに魅力的な目標だし、大成功といえる。 でも、次のようなことも考えられないだろうか？ 私たちが創り出した変化によって世界が変わり、みんなが幸せを 実感する。 そんな社会の中で、ビルゲイツ・イチロー・ブッシュ大統領が 心おきなく大活躍している。 すごい成功だと思わないかい？ ついつい若者が寄せてくれた思いに感激し、「大言壮語」になって しまった。 それでも、私のビジョンの中では、すでにそんな世界が実現している。 これからが楽しみだ。 明日に続きます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
|
|
