手影絵で動物大行進
NHK教育の「ちからんど」で子ども達が、影絵劇に挑戦していた。 手を使って影絵を作るのだ。 私も子どもの頃、寝床で母から幾つも教わってふすまに映して楽しんだ。 「きつね、いぬ、とり、かに、どびんは、覚えてるなあ。」 テレビを見ながら実演して主人に見せた。 「テレビの犬には、目があるぞ。」 さすがNHK。 狐や犬には目があるし、ペンギンやパンダ、怪獣等、40年以上前の子どものレパートリーにないキャラクターもたくさんあります。 手指の組み合わせも複雑。 真似してみましたが、なかなか出来ません。 テレビに出演して影絵に挑戦していた子どもさん達もかなり苦労していた模様です。 そう言えば、以前アイコと子ども会へ腹話術をしに行った時。 映写会の前、スクリーンに明かりが映ったら技師さんが、おっしゃいました。 「今なら、スクリーンに影を映しても良いよ。」 子ども達は、よろこんで手を振ったりブイサイン出したり頭や横顔を映していました。 私もなつかしくなって後の方で狐と犬を映してみました。 すると前に座っていた子どもが、「なんだ・なんだ・・・」と珍しそうにこっちを見ているのです。 あの時は、良い大人が手を出したのでこっちを見てたのかと思いました。 しかし、今思ってみると、現代的な照明設備の元で育った子どもは手影絵なんてやった事なくて珍しかったのかもしれないです。 土曜日は、ちょっと暖かかったので新しく飾られたディスプレイを見に主人と近所の商店街へ散歩に出ました。 その商店街の古本屋さんで「影絵劇への招待」を見つけました。 古い本ですが、さっき見たNHKの番組で影絵の指導をしていたかかし座の方が書いた本です。 難解な手影絵の作り方も掲載されています。 これは、運命の出会い・・・と思い購入。 試してみました。 「だめだ・・・おれは、シジュウカタだからこの体勢は無理。」 主人は、早々脱落。 私は、目下うさぎに挑戦中です。