★警視庁の安全運転管理者講習を受講。
毎年恒例、警視庁の安全運転管理者講習会へ行ってきました。昨年の交通事故による全国の死亡者数は4,117人、前年より4人増えています。昭和45年の16,765人をピークに年々減少、1/4に減ってきましたが、昨年反転してしまいました。因みに、都内の交通事故死者数は161人で前年より11人減りましたが、その内65以上の高齢者が58人です。また、都内の事故発生状況は追突30%、出会い頭が22%で、半分を越えています。前半を終えてお昼は、よく有名人が訪れるというお寿司屋さんです。壁一面に飾ってある有名人との写真を見ながら、ランチ1.5人前を美味しくいただきました。・・・尚、今回も岸本加世子さんにお会いできませんでした・・・当たり前ですが・・・。そして午後は、お目当ての大学教授による講義です。今回は、千葉科学大学 危機管理学科の嶋村宗正教授です。かつて、日産自動車で車両衝突安全性能の研究に従事され、そこから転身、大学で教えているとのことでした。学者というよりは、工学系の技術者の感じです。講義では、「リスクに対する感受性」として、幾度となく経験した成功体験により、目は道路を追うし、反射神経的に手が勝手にハンドルを操作するものの、頭は危険を認知できないレベルになっている。「危険行為の常態化」によりリスクに対する感受性がなくなるという。また、「定性的な時系列事後分析手法」といって、事故発生経緯を人間の「認知」、「判断」、「操作」とその結果の「状態」を中心に時系列的にステップで記述していく方法が説明され、衝突前後の車の運動など画面いっぱいに並べられた数式はよく分かりませんでしたが、解析・傾向を興味深く聴くことが出来ました。最後に、事故発生の対策として錯視や錯誤を起こし難い環境整備が必要だとも話されていました。・・・手帳に警視庁のハンコが沢山溜まりましたが、特典はないのでしょうか・・?。【今日のLifeHack:この世に運などない。 全ては試練、刑罰、保証ないしは先見である。.ヴォルテール】<ランチ1000円><店内で有名人に会えず・・・><千葉大学の島村宗正教授><難しい数式が・・・・>