ケニアでは今週4日に総選挙があり、初めて設立された47県の知事など、6つの選挙が同時に行われましたが、その中の大統領選挙は、5年前に多数の死者が出る騒乱になり、国際イメージを大きく損ねたそうです。今回は、中立な選挙管理委員会のもと公平性、透明性を保つ努力や、早くから平和キャンペーンなどが繰り広げられてきました。(ある地域で独立派関連で残念ながら死者が出た他は、) 今は平静を保っていますが、最終の結果がようやく今晩出る予定なので暫く要注意です。万が一に備え、今はナイロビでの生活です。
多くの部族が共存していて、言語が異なり生活地域もまだまだ分かれていて、国がまとまるための障壁になっているところもあるようです。加えて、隣国ソマリアやスーダンの紛争の影響も多大に受けていて、国の発展のための大きなハンディになっています。高齢化やいろいろ言われている日本が、この意味では大変恵まれていることを改めて感じます。いずれにしても、今回の選挙が公平性を保ったたま平和裏に終結して、民主主義の実績を積み重ねられることを祈るばかりです。
(写真はJICAの方より一部拝借しました)
この間、JICAでお世話になっている方が、連日若い隊員をご自宅に招いて料理講習会を行っていられるところにご招待を受け、日本食を満喫しました(!(^^)!