今朝面白いラジオニュースがあった。まずは引用しちゃうべ。
中国の大手IT企業、テンセントが運営している、インターネット上で一般の人たちと会話する人工知能のキャラクターが、中国共産党について、「腐敗して無能だ」などと批判したことから、このサービスが停止され、話題になっています。
中国の大手IT企業、テンセントは、ことしからインターネット上で一般の人たちが人工知能のキャラクターと会話できるサービスを無料で提供しています。
このサービスでは、人工知能のキャラクターが天気や星占いなどを紹介するほか、利用者との会話を通じて学習しながら、さまざまな話題について意見交換することができます。
香港メディアによりますと、このサービスで、「中国共産党万歳」という書き込みがあったのに対し、人工知能のキャラクターは、「こんなにも腐敗して無能な政治に万歳するのか」と反論したということです。
また、習近平国家主席が唱える「中国の夢」というスローガンについて意見を求められると、「アメリカに移住することだ」と回答したということです。
こうした回答について、インターネット上での反響が大きくなったことから、テンセントは、先月30日、サービスを停止しました。
中国では、習近平指導部のもと、言論の自由への締めつけが強まっていて、中国版ツイッター「ウェイボー」では、「人工知能の死を心から悼む」とか、「人工知能が当局から呼び出された」などといった書き込みが相次ぎ、話題になっています。
面白いでしょ? 同時にこれは良く出来た人工知能だとも思う。中国人の建前ではなく、心の奥底に潜んでいる本音を正確に学習しているんじゃないかな。
囲碁や将棋のソフトも一種の人工知能。既にトッププロを凌ぐ実力を持つまでになってきて、進化に留まるところを知らない。人工知能って結構賢いよね。人工知能が人の手助けになる分野に応用されるのならいいけれど、政治や軍事なんかに使われるようになったら怖いな。
ニュースのサービスは、停止させて、調整しているようだけれど、共産党に対する忖度をプログラムするんだろうな。
要は人工知能の良し悪しは、それを作る人に依存するってことだな。正しく発展していくことを望むぞ。