カテゴリ:ファッション関連
先週土曜日にちょっとオフィシャルな会に出る機会があって、久しぶりにスーツを着ることになりました。
スーツとなると当然Yシャツにネクタイということになります。 今日はそのYシャツのことを…。 “Yシャツ”の語源は“ホワイト・シャツ”が訛ってできた言葉だと聞いたことがあります。 私も最近でこそたまにしか着ませんが、少し前までは毎日そのYシャツを着て出勤しておりました。 ところが、私の持っているYシャツのほとんど全てが、語源からいうところのホワイトシャツではないのです。 では色物? 柄物? ということになりますが…。 私の持っているシャツは、その大半が “クレリック・シャツ”なのです。 ご存知かとは思いますが“クレリック・シャツ”とは、カラーディファレント・シャツとかカラーセパレーテッド・シャツともいわれており、その特徴は襟と袖のカフス部分のみが白で、残り全てが色物ないしは柄物になっているシャツの事です。 1920年頃に英国で爆発的に流行したと言われています。 そのクレリック(crelic)というのは牧師の事で、牧師が着ている白い立ち襟の僧服のイメージから来ている言葉だそうです。 私は、何ともこのクレリックのお洒落感が好きで、こればかり着ておりました。 しかし、白いYシャツが必要な時ってありますよね! そんな時はいつも箪笥の抽斗を探しまくらないといけない事になってしまうのです。 クレリックシャツの襟と袖のカフス部分が、白の別生地になっている理由を一説には、Yシャツの一番傷みの早いのが襟と袖口で、傷んだり汚れたりするとこの部分だけを付け替えて、シャツをいつまでも長く着るための工夫だったというのです。 なるほど! これは合理的な考え方ですね。 ところで、Yシャツの事を一方では“カッターシャツ”とも言いますよねー。 この“カッター”の語源は何なのかしら? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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