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リバーサイド・カフェ

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昔から店を持つのが夢でした。
自分の好きな空間、好きなモノ、好きな音楽、
好きな人たちが入れ替わりに訪れて、本を読んだり語ったりして過ごす。
学生時代に住んでた下宿屋みたいなところ。
そんな空間がこのリバーサイドカフェ。
煉瓦の壁に緑の蔦、がたついた年代モノのイスと厚い木のテーブル。
ギャラリーやライブ空間も用意してます。
流れる音楽は軽いブルース。3大KingにClapton。
(マニアックなCDは奥の本棚に)
天気のいい日は目の前の河原にイスとギターを持ち出して、
まったりとひなたぼっこ。
雨の日はサンルームから木々に降りかかる雨を眺める。
寒い夜には店を密閉して、ドラムを入れての白熱ライブ。
食い物、飲み物にはあまり自信がないので、持込みOK。
これじゃ流行っこないので、いつも暇。

そんな店のマスターが、ヒマな客をつかまえて、迷惑もかまわず
思いつくまま話に興じる。そんな気分でやって行きましょう。


*横浜で初めたこのブログ用仮想店舗、7年にわたる京都の実家滞在
 を経て、また横浜に戻ってきました。

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2025/02/11
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カテゴリ:音楽
先日の日記に書いた日清製粉のCMの歌​は「線路は続くよどこまでも」でした。ちょっと調べてみると、お馴染みの歌なのに意外に知らないことが幾つかありました。なので私なりに以下のように纏めてみました。



一番驚いたのが、この歌が実際には3つの異なる歌から構成されているということです。1番と2番は今もよく歌われているバージョンですが、3番目があったとは意外でした。よろしければ下記のタイトルをクリックして聴いてみてください。(楽天ブログでは動画貼り付けが大変難しいため)

< I’ve Been Working On The Railroad - Mitch Miller>

なるほど、確かに3番目の歌は始めて聴きました。

<1番目の歌>「Levee Song」
それぞれの由来を見ると、1番目の歌は元々「堤防の歌」という黒人訛りの歌詞の労働歌で、別なメロディだったようです。その歌にスッペ作曲の「詩人と農夫」のメロディがあてはめられたのではないかと言われています。このスッペの喜歌劇は当時オーストリアからアメリカに渡り、流行していましたそして、それが鉄道労働者の間で広まるうちに歌詞が「線路のうた」に書き換えられて定着したと考えられています。

気になるので、流用されたと言われる「詩人と農夫」のメロディを聴いてみましょう。
下記のタイトルをクリックして、1:30から2:48のチェロ独奏の部分をお聴き下さい。

これですね、チェロの独奏の部分の最初の方に類似したメロディが見られます。

<2番目の歌>「Dinah, won't you blow」
2番目の歌については意外なことに、​アメリカの大学生らが近年に付け加えたという記述​がありました。これはフォーク歌手のピート・シーガーのアルバム解説に書かれていたとの話ですが、他に情報がないので検証のしようがありません。もしかすると、プリンストン大学で最初に採譜された時に追加されたという意味なのでしょうか?

<3番目の歌>「Someone's in the kitchen」
3番目の歌は「誰かがダイナとキッチンにいる」という内容で、明らかに別の歌です。後年に機関車の愛称「ダイナ」の名前のある歌を持って来て繋げたようです。1830~40年頃から「Somebody in the House with Dinah」という歌があり、これの歌詞に別なメロディをつけて繋げたと推測されています。

こうして出来上がった「線路は続くよどこまでも」は日本においても好まれ、浸透して行きます。

<日本での定着>
日本ではこの歌は童謡や替え歌として親しまれ、CMや番組などのテーマ曲など様々な場面で広く歌われています。
 
1955年に「線路の仕事」として始めて紹介された時は、労働歌としての厳しさを残す内容でしたが、1960年には「テキサス決死隊」のテーマソングとなり、1962年にNHKの「みんなのうた」で楽しい歌詞をつけて紹介され、童謡として定着。

こうしてこの歌は、「ご飯だ、ごはんーだー 」とキャンプで歌われたり、替え歌や漫画番組の主題曲などに使われたり、CMやスポーツや鉄道会社や各種番組の応援歌にも使われたりして、今なお親しまれています。
 
このように歌の変遷ってとても面白いものですね。

 
詳しくは​「Wikipedia」​や​「世界の童謡・民謡/線路はつづくよどこまでもや​「世界の童謡・民謡/詩人と農夫」​にも記載されており、興味深い内容ですので、ぜひご参照ください。





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最終更新日  2025/02/11 10:14:52 PM
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