近いうちに訪ねて参りたいとの想いが…
毎年、忘れたころに郵便配達される我が卒業大学(金沢美術工芸大学)の年に1回発行の同窓会報『けやき』。今月2月の上旬に届いた。毎年発行がこの頃だったのかどうかは覚えがない。 今号は ”No.55” となっているから、この学校が開学したのは1946年ということになる。この ”No.55” のトピックは、昨年正月の能登半島第震災のことももちろんだけれども、本学2度目のキャンパス移転イベントの話題が大きかったようです。今回の校舎もとても近代的(ちょっと古い物言い)な、明るい綺麗なキャンパスのようです。その移転前のキャンパスも知らないし、もちろん今回移転した新キャンパスも知る由もない。わたしが学んでいたキャンパスはそのもっと前の、一番最初の校舎だったのです。初代の ”キャンパス” という言い方よりも ”校舎” と言った方が断然ふさわしい学び舎は、美術大学としては採光は悪いし何よりも綺麗じゃなかった。それはそうだ、むかしの軍隊か何かの資材だかの倉庫だったのですから。でも私はその煉瓦造りの倉庫然とした三棟あった校舎が今でも大好きなのです。その建物は今でも歴史資料館として保存されて、観光客にも人気で立派に働いている。また金沢へ尋ねて行きたいものだと考え中なのです。