門外漢のねごとたわごとひとりごと

ちょっと珍しいお店2軒、つい最近に連れられて行った。

どちらのお店も9月1日付で東京へ転勤する某氏の送別会2次会で行ったところです。

まず最初は、大阪北新地にある洋酒バーでなかなか雰囲気のあるお店で、知る人ぞ知る有名なお店だそうですが、私は店名はちょっと覚えていない。

このお店何が珍しいかというと、かなり年代を感じさせるドーナツ盤ジュークボックスが置いてあって、いまでも立派に活躍している。

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当然ラインアップされている曲目も、1960年代頃の映画音楽などノスタルジックな洋楽ばかりで、ちょっぴり嬉しくなってしまう。

そして日を改めて後日行ったもうひとつのお店は、これまた音楽に関連して珍しいお店でした。

これも大阪北のお初天神の近所だったと記憶している。

こちらのお店は、店内の壁いちめんに40年位前からの和製ポップスを中心としたシングルレコーダジャケットやアイドル歌手（昔の）たちの写真などが洪水のように貼ってある。
いかにも昭和レトロといった雰囲気なのである。

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そしてもうひとつ目立つのが大型スクリーンがセッティングされている。
それぞれのテーブルの上には小さなグラスに、おそらく過ぎてしまったカレンダーの裏を利用した5センチ角くらいに切った紙がたくさん入れてあって、そばにはボールペンも置いてある。

この紙に自分の見たい懐かしの歌手達の映像をリクエストするのである。

それがそのスクリーンに映し出されるという仕掛けだ。

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それらの映像のほとんどは、過去のテレビ番組の中のものをストックしているようです。

もちろんリクエストされた曲の中にはないものもあるのだが、驚いた事に大体のヒット曲なら映像は揃っているようだった。

ただ、例えば演歌のようなジャンルのものをリクエストした人がいなかったので、そういうものも取り揃えているのかどうか確認できず。

このどちらのお店もタイプは違うのだが、懐かしさを主眼に置いた雰囲気作りを徹底していて、似たようなお店で個性がなくなってきたお店が多い中、個性的で面白いお店だった。