カテゴリ:科学関連
ある平面に正方形をぎっしりと並べると、平面を完全に隙間なく埋めることができます。
いろいろな形の正多角形がありますが、正五角形や正七角形、正八角形あるいは正十二角形や円なども含めて、正方形のように完全に平面を覆うことはできません。 平面を覆うことのできる正多角形は、正方形と正三角形と正六角形の3つだけしかないのです。そこで六角形の『ハニカム構造』のことです。 蜂は巣を作るのに、なぜ正方形や正三角形ではなく正六角形を選んだのでしょうか。 例えば同じ大きさの柔らかいゴムボールを箱の中にぎゅー詰めにすると、自ずと六角形の形に終焉してくる。これが一番無駄がない形なのです。 蜂が正六角形を選んだわけは、隙間なく空間を無駄なく使えるのは言うまでもないが、六角の部屋を作る壁面の蝋の膜の量が最少で済み、全体を軽く作ることができるということによる。加えて六角形の筒が集まったものを想像してみてください。これを直角方向からの力に対してとても強いのです。つまり蜂たちは本能的に一番理にかなった形を選んでいることになります。 ダンボールの緩衝材の写真を見ていて、こんなことに思いを巡らせていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.10.23 15:32:51
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