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青土社から発刊されている『ユリイカ』という月刊誌がある。
1956年から刊行されて今日も継続されている、文学や芸術を全般的に広く扱ういわば ”芸術総合誌” とでもいえばいい雑誌である。 ![]() 毎号テーマが変わって、一つの大テーマを多角的に多分野にわたる執筆陣によって深く掘り下げ、新しい視点を重視しながら、注目すべきキーワードを特集してきた。 毎号取り上げる特定のテーマ、見方によればいささか癖っぽいという受け取り方もできる雑誌だった。 したがって、あまり一般的な雑誌ということにはならないようだった気がする。 なおユリイカとは「見つけた」ということを意味するギリシャ語の「Eureka」から来ている。 このギリシャ語は感嘆詞で、“何かを発見・発明したことを喜ぶとき” に使われる。 因みにこの言葉、古代ギリシャの数学者で発明家でもあるアルキメデスが風呂に入った時、浴槽に入ると水位が上昇することに気づき、上昇した分の体積は彼の身体の水中に浸かった部分の体積に等しいとわかり、”Eureka! Eureka!” と2回叫んだという逸話から来ているという。つまり彼は形状の複雑な物体の体積を正確に量るという困難な問題を解決できたと理解したのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.05.06 04:18:40
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