カテゴリ:科学関連
つぎのミッションは、探査機に大きなトラブルが見られない(ほとんど無傷である)ことから計画されたことなんだそうである。
現在、地球を目指して宇宙空間を飛行中の小惑星探査機『はやぶさ2』が、地球に最接近した後に目指す探査先として、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は小惑星『1998KY26』を選んだという。 この小惑星は、地球と火星の間を回る2つの候補から、探査機が受ける太陽の熱の影響などを考慮して決めた。その小惑星への到着は2031年7月の見通し。1カ月や半年先というようなことではなく、11年も先のはなしなのです。素晴らしいプロジェクト計画ですが、どれだけ『はやぶさ2』働かせたら気が済むのだろうか? 「もうこき使っているとしか思えない!」けど、頼もしくも素敵です。 『1998KY26』は球状で直径約30メートル。自転は約10分で、かなり高速で回転しているわけです。そんな高速で自転する小惑星を探査するのは当然世界でも初の試みだろう。 どのような物質でできているかなどを探るのですが、『はやぶさ2』が探査した小惑星リュウグウのように、水や有機物に富むタイプの可能性がこの小惑星にもあると見込んでいる。そしてリュウグウとの比較研究もJAXAは期待している。『はやぶさ2』は、今年12月5日にリュウグウの石や砂が入っているとみられるカプセルを分離し、翌6日に豪州の砂漠地帯に着地させる予定なのは、すでに発表されている。 探査機本体はそのまま飛行を続け、地球の重力を利用した軌道変更を2回実施し、11年程かけて『1998KY26』を目指し、その途中で別の小惑星の近くを通って観測する計画もあるらしい。 こういう日本の宇宙関連ニュースに触れるたびに、日本の宇宙開発技術の素晴らしい進歩に感心せざるを得ない。自分には関係ないとは言うものの誇りに思えてくる。 今や世界のトップとまでは言いませんが、間違いなく最上級のトップレベルにいることは確かだと実感しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.09.16 00:50:05
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