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自業自得だけど...クビになった大嶽親方を待ち受ける立件、離婚、部屋追放 (ゲンダイネット)角界を激震させた大相撲の賭博問題は、日本相撲協会が、大関琴光喜(34=佐渡ケ嶽)と大嶽親方(42=元関脇貴闘力)らのクビを差し出す(解雇以上)ことで名古屋場所開催にこぎ着けた。 力士の解雇は、近年では、大麻問題を起こした若ノ鵬や露鵬、白露山のほか、力士暴行死事件で有罪判決が出た時津風部屋の3力士がいる。琴光喜、大嶽親方の今後の去就はどうなるのか。 警視庁が賭博容疑の立件も検討しているとされる大嶽親方は厳しい。元横綱大鵬(納谷幸喜氏)の三女と結婚し、婿養子で引き継いだ大嶽部屋(旧大鵬部屋)は、二子山親方(49=元十両大竜)が継承するらしいが、本人の前途は多難だ。 「大嶽親方は、賭博の金額が大きく、常習性も高いことから『除名』になる可能性がある。そうなると数千万円の退職金はビタ一文出ない。警視庁が立件すれば、離婚を迫られ、部屋から追い出されるかもしれません」(警視庁担当記者) 相撲界に詳しいジャーナリストの武田頼政氏はこう言う。 「私が貴闘力(大嶽親方)の結婚をスクープした当時、納谷氏(大鵬)は『バクチ癖が心配』と話していました。だから部屋を継がせても、後援会などのカネには一切関わらせなかった。しかし、大嶽親方は、力士養成費や自分の給料を賭博につぎ込み、それでも足りずに借金をするようになった。今回の問題は、納谷氏の不安が的中したと言えます。部屋は後継の親方が固まったことで、とりあえず守られた。子供もいるし、すぐに離婚なんて話にはならないかもしれないが、どうでしょう。当分は、"食うために"肩身の狭い思いをしながら過ごすのでしょうが、将来的なことは分かりませんね」 将来の横綱候補と目されていた琴光喜の今後はどうなるのか。 「高校時代から琴光喜を知っているが、とにかく寡黙な力士。まだ若いが、格闘技転身などは考えられず、このご時世でちゃんこ屋をやってもダメでしょう。ただ、佐渡ケ嶽部屋は相撲界でも仲間意識が強い部屋で、タニマチの中には、マブチモーターなどの大手スポンサーもいる。何らかの手が差し伸べられるとは思います」(武田氏) あまりにも高くついたバクチの負けだ。 (日刊ゲンダイ2010年6月30日掲載) [ 2010年7月3日10時00分 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.03 13:48:15
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